まだ暑い…ロシア語クラス終了

JUGEMテーマ:日記・一般

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数日気温が下がってほっとしたのは数日で、次の熱波が来てまた暑くなり、相変わらず雨は降らない。近くの緑地では草が枯れて、土が見えているところが。牛の食べるものがなくなっちゃう。

東京に住んでいたころは5月下旬からエアコン生活していたので、29℃でもなかなか辛い。とはいえ夜は20℃を切るので何とか眠れる。

オリガ先生のロシア語クラスは先日で今学期が終了。秋からは忙しいから行けないかなー。毎週というのはなかなかきついですね。ただし確実に何かは学んでいるわけで、価値はある。

何か現代の短編小説をじっくり読む、みたいな講座に行きたいんだけど、大学の聴講生にならないとダメかな。

週末はオリガ先生が生徒とロシア人の友人たちを招いてパーティ。生徒には「ペリメニを作る」という課題があたえられる(笑)。

ペリメニはロシアでよく食べる、水餃子に似た料理。基本的に小麦粉と水を練ってこねて「餃子の皮」(ちょっと厚め)を作って、牛・豚などのひき肉を包んでゆでる。「餃子の形」を作ったら、両端をひょいっとくっつけて丸くする。

実際に作ったことはないけど餃子の経験ならあり、某動画サイトで調べまくっておいたわたしが粉こねと型どりを担当したが、途中でオリガ先生の旦那さんのヴィクトルが乱入、「もっと粉を足したほうがいい」とバサッと粉追加。え、ちゃんと量ったのに。これだと固くなりすぎないかなあ、と疑問だったが、ロシア人にペリメニの作り方で文句は言えないので黙った。そうしたら彼、その後「やっぱり水足す」と水を足していた。まあそういうこともある。

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なんかあまり美味しそうに見えないけど、良い味でした。一番手前のやつ、だれかが「餃子」にしたまま端をくっつけないで放棄してますが、形はいろいろあるんだそうです。

復活祭などの行事では、おばあちゃんがはりきって200個作るとか。余ったら冷凍すればいい。そもそもシベリアでは冬に大量に作って外に置いて冷凍していたそうだ。北海道の「雪で野菜保存」みたいだ。

その後はオリガ先生のパーティらしく(てんでばらばら)、庭で遊ぶ人、ダイニングで食べる人、テレビの部屋にこもってイングランド=ベルギー戦を観る人などに分かれる。わたしはサッカーの部屋にいたが、ヴィクトルが観戦そっちのけでピーターに向かって、お父さんがラーゲリに送られた話を延々としていたww、いや、笑いごとじゃない。お父さんは捕まって収容所に10年いたが助かったけど、その友人は銃殺されたそうだ。ピーターは試合が全然頭に入らなかったことだろう。

ワールドカップは事故もなく無事終了してよかった。ファイナルでピッチに乱入した人いたけど、21世紀なので銃殺はされないよね?

クラスが終わった後は、とりあえずDuolingoアプリでの1日5分ロシア語を続けます。ただ今、567日連続で継続中。

 

 

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暑い…オープンスタジオ訪問

JUGEMテーマ:アート・デザイン

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先日友達とケンブリッジで待合せていたら、「行けないかもー」とこれが送られてきた。電車運行状況のライブ配信です。〇 mins lateだと何分遅れだと分かるのですが(だんだん遅れが大きくなるとはいえ)、ただのDalayedというのは、何分か何時間か知らんけど遅れるんだよ、という意味です。

その後すべてが赤い字になり、どうするんだろうと思っていたら、結局30分遅れで来られた。キャンセルだと思っていた電車が来たそうです。もう何が何だか。

イギリスは例年にない熱波が来ていてきつい。日本は大雨だというのに、こちらは3週間以上雨が降っていない。気温は30℃近く、家にはエアコンどころか扇風機すらないから、西向きの窓からの熱がこもる。バテバテだ。

ケンブリッジのアートイベント「オープンスタジオ」も始まっているが、友人ヴィヴィアンの1つに行けたのみ。

彼女はライフドローイングの仲間です。

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右から2番目のモデル、知ってる(笑)。

しかし彼女のメイン・ワークはこのシリーズ。

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あ…タイトルをメモるのを忘れた。暑さで頭が働いてないんです、すみません。

これ、紙やキャンバスを床に置き、振り子にアクリル絵具を入れてぐるぐる回しながら絵具をたらして制作しているそうで、すごく面白い。北斎の大波に影響を受けたというのも分かるような。

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実物は絵具が盛り上がっていたり、2色以上を混ぜた痕が分かるのも味があって見飽きません。

あいにくこの日は猛暑の上、ワールドカップ、イングランドとスウェーデンの試合があって人は少なかったが、会期は来週末まである。サッカー勝ってみんな機嫌がいいし、これは売れるんじゃないかと思った。

 

 

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『ロシア語リアルフレーズBOOK』

JUGEMテーマ:読書

電車の新ダイヤ崩壊は止まりません。鈍行電車が途中で急行に変わり、学校帰りの子供たちグループがロンドンまで運ばれてしまった、とニュースになっていた。茨城の中学生が東京に着いた、みたいな感じでしょうか。おおかた喋っていてアナウンスを聞いてなかったのでしょうが、車内放送は音声も悪いですからね。親は「まだロンドンには子供だけで行かせてないのに」と怒ってます。変な人に連れ去られなくてよかった。いつ収まるんだろうこの騒ぎ。

さてサッカーのワールドカップには興味をなくしました。もうどこでもいい。イングランドは(つけあがるのでww)勝たなくていい。

たまにロシア戦をラジオで聴いてみたり。興奮したアナウンサーが早口で喋っている。「危ない危ない!!」とか「シュート!」「助かった、ありがたや」、「ウラー!」くらいしか分からないや。映像のぴったり合った(笑)ロシア語のビデオなどそのうち見てみたいです。

この時期は余裕があるはずだったためロシア語クラスに申し込んだのに、狙ったように仕事が忙しくなってきつい。なんとかあと2回というところまでこぎつけた。

読んで大意をつかむのは少し楽になったのと感じる。会話はまだ全然だ。面白そうな日本語の本をアマゾンJP経由で買ってみた。

気持ちが伝わる! ロシア語リアルフレーズBOOK (CD付) (リアルフレーズBOOKシリーズ)
気持ちが伝わる! ロシア語リアルフレーズBOOK (CD付) (リアルフレーズBOOKシリーズ)

セルゲイ・チローノフと𠮷岡ゆきの共著。今のロシア人が日常で使うくだけた表現が満載。

くだけ過ぎて外国人は使わない方が良いのもあるかもしれないが、向こうが何と言っているか分かるのは大事だ。ドラマなんかを見るのにも助かる。

「ベーシック」から「応対・応答フレーズ」「自己表現フレーズ」「ビジネスフレーズ」「遊び・グルメフレーズ」など9章。ほとんどが知らない表現で、ためになる。アクセント記号がついているのですぐ使え、何より解説が日本語なのが楽。

500近い表現が例文の会話の中で紹介され、どういうときに使うかを説明、関連する別の言い方などもあって盛りだくさん。

ぼさっとしている人に、ちゃんと聞いて、というときに「寝るな、凍死するぞ」など、ロシアらしくて面白い。インドネシア語などにはないだろう表現。

でも似ているものも多い。同じ人間ですから。

Только через мой труп! (絶対にいやです)は、英語の over my dead bodyと同じだ。日本では「私の目の黒いうちは〜」なんて言いますね。

Что это такое и с чем эго едят?

(それはいったいどういうものなのか?)は直訳が「それは何で、何といっしょに食べるものなのか」。「なにそれ、おいしいの?」みたいなニュアンスでしょうか。

「とりあえずビールからいきましょうか」みたいな表現もあり、そのうち機会があったら自分でも使えるかもしれない。たくさんある中で覚えた方がいいなと思うものは記憶するべく、このごろよく持ち歩いている。電車の待ち時間を有効に使えるわけです。

 

 

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『I Love London』展@Burgh House

JUGEMテーマ:アート・デザイン

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Joey by Regent’s Canal, by Melissa Scott-Miller, oil on canvas
ロンドンに行く用事ができたので、待合せの前にハムステッドの小さなギャラリー、Burgh Houseで展覧会を見た。一度道を間違えてしまって遠回りに。この辺は坂道が多いので大変だった。自分のせいだけど。

I Love London

ロンドンのいろいろな顔を描いたグループ展。手法も油絵からアクリル、水彩とさまざま。

わたしはダニエル・プリース先生の作が目当て。(以下はすべて彼の作品)

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River and Wheel II, by Daniel Preece, oil on canvas

これは大作。夜にヘリコプターで上空を飛んでいる気分になりますね。これでなくてもいいけど、いつか出世したら買いたい。(その前に家を買わないと)

小さめの作品の、夜の店頭を描いたものもカラフルで可愛い。

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Takeaway 

飲んだ帰り道につい油っこい物をテイクアウトしてしまいそうな店だ。

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DIY, Acrylic on Paper

構図はもちろん、色使い、筆跡など、見て飽きない。

ケーキは初めて見た。

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Cakes

ピンクのタルトを描いたSladeの大先生、故ユアン・ユグローを思い出します。

相変わらず人はいないが、がらんとした感じはしなくて、豊かな空間だ。建物が(ケーキも)生きているからだろう。

このギャラリー、花の咲く庭にカフェのテーブルが出ていてゆっくり過ごせそう。地下鉄から最短の行き方も覚えたので、また面白い企画があったら行ってみたい。

 

 

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仕事が進まない

JUGEMテーマ:日記・一般

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ロシア=エジプト戦、後半戦の統計、BBCロシア語サービスから。

いや、いろいろ滞ってます(笑)。

まず5月に新ダイヤに切り替わって以来大混乱している電車が、まだ落ち着きません。先週はとうとう鉄道会社の社長が引責辞任というニュースがありましたが、相変わらずキャンセル・遅延が多い。仕事帰りにちょうどよかった電車は「ないこと」になったらしく、もうオンラインの時刻表にも存在せず。

しかも今日なんか、仕方なく30分後の電車に乗っていたら、途中で力尽きたのか、最終駅の1駅手前までしか行かなかった。電車の行き倒れ。

先日は別の電車で「この電車は13分前に発車しました」という珍しい知らせまで見た。

ええっ、発車しちゃダメじゃん!はあ、この忙しいのに疲れる。

本当はサッカーのワールドカップなど見る暇ないはずなんですが、「ロシア語の勉強にすればいい」と勝手に良い方法を見つけた。

ロシアのテレビの実況はさすがにイギリスからライブで見られないので、BBCの実況を音を消して見ながら、ロシアのラジオ局の実況を聴くのだ。

ラジオ・マヤーク(灯台の意味)

ラジオ放送は言葉の情報量が多い、アナウンサーは早口!全然わからない、と思ったら、そのうち時間がずれていることに気づいた。明らかに「ゴール!!!!」と叫んでいるのに、テレビの画面では何も起こっていないのだ。そのうちやっとゴールシーンになった。2、3分ラジオが早い。放送事故や不測の事態に備えて、遅く放送しているんでしょうか?

このお陰であまり勉強にはならず。まあラジオを聴きながらどういうことが起きたか想像し、後で画像で確認できたからいいけど。

もっとも4年前はロシア語でサッカーといえば「ボール」という単語くらいしか分からなかったのに、今なら「ゴールポストの脇をかすめた」とか「アルチョームはヒーローだ」程度は聞きとれる。亀の歩みでも進歩しているってことね。

あ〜仕事しなくちゃ、今夜1つ締め切りクリアしたけど、放置気味のが1つある…(怖)。

 

 

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修道院のキッチン(料理番組)

JUGEMテーマ:趣味

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気温が上がって(とはいえ20℃だけど)ところてんが食べたくなった。なぜかプラスチックのてん突きはあるので、寒天=agar-agarというのを使って試してみたら、硬直した脆い棒のようになって出てきて失敗だった。弾力がまるでない。これは牛乳寒天でもするときに使うことにして、改めて日本産Japanese agarをアマゾンで買い、今度は成功。バルサミコ酢とつゆの素を混ぜていただいた、旨い。

食べ物で思い出した、ロシア正教チャンネル『СПАС』の料理番組『МОНАСТЫРСКАЯ КУХНЯ』(修道院のキッチン)がなかなか楽しめる。

ソ連崩壊後、息を吹き返し、勢力を増しているロシア正教、専門のテレビ局はモスクワが拠点。無神論者との討論番組などもあるそうだが、たぶん理解できないから、料理番組しか見ないと思う。

キッチンの壁にイコンが!

ホストは修道院のシェフ、オレーグ・オリホフさん。毎回ゲストを招いていっしょに料理をしながらまったりお話する、のどかな番組。ゲストは司祭仲間から俳優、料理研究家までいろいろ。

写真の回は伝統的なロシアの料理を得意とするオリガ・シュトキナさん。メニューは、きゅうりの漬物とキノコを入れたスープ、肉の代わりに赤インゲン豆をつかったミニハンバーグ、デザートはペクチンだけで固める赤ワイン入りリンゴのゼリーと、素朴でシンプル。でもリンゴのゼリーのときはちゃんとハンドブレンダー使っていました。修道院だって文明の利器は使う。(ついでにソース入れはIKEAのだった)

ブラジル生まれでカソリックだったがなぜかロシア正教に惹かれてロシアに住んでいる司祭さんとは、宗教に入ったきっかけみたいな話もしたけど、特に宗教色は濃くなく、穏やかな会話とゆっくりした(あまり手早くない)料理の様子が観察でき、また材料が出るときはロシア語の語彙を増やすのにも役立つ。

スペルト小麦とレンズ豆のスープなどの茶色いメニュー、体に良さそうだが、まだ作ってみるには至ってません。きゅうりの漬物を入れたスープを試してみようかな(こわごわ)。何しろ番組ではでき上がるところまでで、食べるところまで映さないんだよね。

ーー探したら試食している回もあった。2016年の放送。おいしそう。

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ロシア・ドラマ『Кровавая барыня』(血塗られた貴婦人)

JUGEMテーマ:映画

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鉄道会社は新ダイヤでちゃんと運行できないものだから、毎日時刻表を微調整している。オンラインでチェックしていると、いつもの電車がない。1時間に2本のはずの電車をこっそり1本に減らしていた。つまり「キャンセル」と記録に残さないよう、初めからなかったことになっている!きったないなー(怒)。早く落着いてほしい。

ロシアで今年の2月から放送、16話で完結したドラマ『Кровавая барыня』(血塗られた貴婦人)をチェックした。

実在する18世紀の地主で130人以上の農奴を惨殺したシリアルキラー、ダリヤ・サルトゥイコヴァ伯爵夫人(Дарья Николаевна Салтыкова、1730 - 1801)をモデルにした歴史ホラー。怖ろしい。

Продюсер  -  Сергей Кешишев

<В ролях>
Юлия Снигирь -  помещица Дарья Салтыкова 
Фёдор Лавров  -  Глеб Салтыков, ротмистр лейб-гвардии Конного полка, муж Дарьи Салтыковой 
Северия Янушаускайте  -  императрица Екатерина II 
Кристина Бабушкина  -  Авдотья Ильинична Ковалёва, крестьянка, правая рука Дарьи Салтыковой 
Пётр Рыков  -  Сергей Салтыков, родственник мужа Салтыковой и первый фаворит императрицы Екатерины

Анастасия Зенкович  -  Настя, крестьянка, дочь Авдотьи и Глеба Салтыкова

Влад Соколовский  -  Николай Тютчев, чиновник, возлюбленный Насти

かなりフィクションが混じっている。

裕福な貴族の家に生まれたダリヤだが、幼い頃に母が亡くなり、修道院に預けられる。実は母は死んでいなくて精神の病で幽閉されていたんだけど。美しく成長したダリヤを父は家に戻し、モスクワの、王族ともつながりのある由緒正しいサルトゥイコフ伯爵に嫁がせる。歳の離れたおっさん。当然愛する気持ちにならず、ダリヤが好きになったのは夫の従弟のセルゲイ。

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イケメンです。こっそり逢瀬を重ねる2人。しかしセルゲイが断りにくい女性に惚れられた。それはエカチェリーナ二世。

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このセルゲイ・サルトゥイコフは実在の人物で、本当に女帝の最初の愛人。エカチェリーナの息子で後のツァーリ、パーヴェル1世は実は彼の子、という噂もある。ダリヤとの関係はフィクションでしょう。セルゲイは拠点をペテルブルクに移すことになる。

せっかく夫が亡くなって(実は殺人)自由になったのに、最強の恋敵に彼を取られ、親戚から「財産を独り占めにするな」とうるさく迫られ、息子を誘拐されたりと、ひどい目に遭うダリヤ、このへんからパラノイアになってきて、情緒不安定に。

だんだん感情が制御できなくなってきて召使いを折檻し、農奴を「ふさわしくない同士」(若い女の子と爺さんとか)無理矢理結婚させて喜んだり、サディストになってくる。苦しめるのは主に若くて可愛い女子。

とうとう村の魔女の影響を受けるようになり、美貌を保つために女の子の血をしぼって風呂に入る(この辺はハンガリーのバートリ・エルジェーベトのエピソードを混ぜたか)。もう、どんどん殺す。

いくら広いといっても、これじゃあ領地から若い女性がいなくなっちゃう〜。育つまで10年以上かかるのに!

「殺人は計画的に」ができるくらいなら殺さない。最後は最も忠実な、自分のために危ない橋を渡ってきた側近にまで危害をくわえる。

そんなことがいつまでも続くわけがなく、とうとう必死に逃げた犠牲者が女帝に直訴して捕まり、死刑は免れたが修道院の地下に幽閉。

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美人がすごい顔に。女優さんよくがんばったわ。

農奴の扱いがひどくて、貴族の「財産の一部」。傷つけてもダリヤにとっては「器物破損」くらいの重さだったのかもしれない。

彼女本人は精神的に普通でないのは明らかですが、近くにいて死体処理をさせられたり、命令に逆らえない人間も、おかしくなっているのだろう。収容所の看守みたいな異常心理だ。

血みどろで残酷、よく夜9時から放送できたと思う。しかも2月の寒くて暗い時期に〜。最後に生き残った善良なカップルが希望をもたらすのが救いですかね。

俳優陣は、沼地にぶん投げられる死体役も含めてすばらしいプロな仕事でした。

トレイラーですけど、見てみます?…

 

 

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アントニー・ゴームリー@Kettle's Yard

JUGEMテーマ:アート・デザイン

お久しぶりです。2週間前に鉄道のダイヤがかなり大幅に改訂になり、案の定、初日から1日たりともまともに走らず、電車がキャンセル・遅延ばかり。通勤するだけで疲れてました。何でちゃんとできないんだろう…謎だ。

ケンブリッジ大学のケトルスヤード・ギャラリーで彫刻家アントニー・ゴームリー(Antony Gormley, 1950 -)の作品を展示中。

SUBJECT

ゴームリーといえば英国北部の巨大な「エンジェル・オブ・ザ・ノース」で有名。

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The Angel of the North, 1998

高さ20m、翼の幅が54mの鋼鉄製、でかっ。ここまでくると彫刻というより建築?

人間と周囲の空間との関係を追ってきたアーティストだそう。仏教を学んだ哲学者でもある。

ケトルスヤードにあるのは、まずこちら。

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Edge III

等身大の、妙に生々しい人体が壁に足をついて浮いてます。この部屋にはこれだけ。贅沢な空間の使い方。

彼は今では赤外線スキャナーで自分の3Dイメージを作って設計図にしているようですが、昔は生身の体から型をとっていた。鼻の穴部分以外、全部白いプラスターで覆う。作業は芸術家仲間でもあった奥さんが手伝ったそうだ。だから人間らしいんですね。モデルとして均整のとれた、普通っぽい、いい体です。

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Subject

金属の棒を多数組み合せて立体に仕上げている。デジタル時代の象徴、と解説シートにあった(このシートは貸してくれるもので、返してしまった、部分でも写せばよかった)。

何かちょっと寂しそうですね。

2階には数千のLEDと特殊なガラスで、光が無限に並んでいるように見える箱の展示がある。

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Infinite Cube II

スマホで撮ってみた。のぞき込むと、ずっと終わりなくライトが並んでいるように錯覚し、美しいです。

3階では彼の昔からの制作活動を紹介する、BBC作のアート番組が上映されていた。イギリスでは少数派のカソリックの家で生まれて、成長後は反動?で仏教に走ったり。北アイルランド紛争のときには、平和を象徴する人体彫刻を紛争現場に置いて、作品にいろんな物を投げつけられたとか。けっこうタフな経歴。その作品には確固とした、決然としたものがある。とことん考え抜いて創っているのを感じる。

でも見る人には「こう考えるように」とガイドするのでなく、好きに感じる余地を残す作品でもある。

脳が刺激される展覧会。8月下旬まで開催なので、また行こうと思う。

 

 

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NT Live 『マクベス』

JUGEMテーマ:エンターテイメント

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映画館で中継のナショナル・シアター『Macbeth』、ロリー・キニア主演ハート

Director - Rufus Norris
Set Designer - Rae Smith

<Cast>

Macbeth - Rory Kinnear
Lady Macbeth - Anne-Marie Duff

11世紀くらいのスコットランドの乱世を背景にしたシェイクスピアの原作を、現代のどことも知れない内戦の地に移した意欲作。

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荒涼とした風景に引き込まれる。

本編前にディレクターのインタビューが映されたが、ルーファス・ノリスが「世の中がガタガタになっちゃって、携帯電話も通じない、便利も安楽も、いろんなものが剥された状態の社会なんです。本来の秩序は意味がない。来たチャンスをつかむか逃すか、そして結果的に勝つか、敗れ去るか、それは紙一重」というようなことを語っていた。

確かなものは何もない時代に手探りで、迷いつつ走るマクベスだ。

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(赤い人はマクベスに殺されるダンカン王、Stephen Boxer)

人間だから不安だし後悔もする。魔女たちの言葉にすがる。夫婦がチームとなって戦い、結果は破れるが、その最期は潔い。

キニアは普通の人っぽい外見(?)に声がとてもきれいで通り、細かい感情の動きをくっきりと表現する。

夫人役のアンヌ=マリー・ダフも同じくらい実力がある。ときに「怖い奥さん」だったりするマクベス夫人、彼女の場合は「戦国の女なんだからいざという時にはこれくらい当たり前」と自ら鼓舞しているようだ。

元々マクベスって、「悪人」じゃないですよね。誰でも時と場合によってはこうなるかもしれない。それが恐ろしくもあり、同情もするところ。人間らしさがより強調されたプロダクションと感じた。主役2人の演技がすばらしい。

映画館ライブのトレイラー:

 

 

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〇マゾン・お試しプライムで映画

JUGEMテーマ:映画

今学期だけ久々にオリガ先生のロシア語教室に出ることにした。教科書どこまで行ったかな、と問い合わせたら。

「もう新しい本と問題集に入ったわよ」とのこと!2年はさぼってたのだから、当然ですね。最初の授業までに教科書が手に入らないかも、というときに思いついたのがAmazonのプライム会員の30日間無料お試し。さっそく手続きして、翌日配達をしてもらった!

ついでにタダで見られる映画もチェック。充実しているようだったらそのまま会員になってもいいし。

まず最初にホラー。

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"The Cult"
Director -- Paul Latushkin
Starring -- Yana Chapaeva, Vitalij Marks, Sergej Bubnov
けったいなもん見たわー。

若いカップルが初めて一緒に暮らし始める。男性の方が見つけた静かな家(隣りはみんな空き家)に合流したよう。きったなくって先の住人の物がまだあったりするが、若い2人は気にしない――はずが、夜中に電気がついたり消えたり、線がつながっていないはずの電話のベルが鳴って「危険だ、逃げろ」という声がしたり、怪奇な現象が起こる。しかし気づくのは彼女の方だけで、男は呑気に「気のせいだろ」なんて言っている。そのうちついに夜中、アヤシイ男の影が・・・。

思いきり広角で撮ったゆがんだ画面とか、効果は面白いけど、あんまり怖くないかな。アヤシイおっさん、「くまモン」がしなびたみたいな体型で笑える。家の中の汚さの方が怖い。

しかも英語字幕がひどい。ロシア語でずっとしゃべっているのに何にも出なかったり、適当にまとめてしかもズレていたり、「こんな映画、見るひといないよね」と思っているのか?悲しい。

もう一つはウクライナのテレビドラマ。

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『Пёс』(犬)(2015 - )

Продюсер -- Виктор Приходько
<В главных ролях>
Никита Панфилов  ー  Максим Максимов

Андрей Саминин  ー  Алексей Леонидов

Ольга Олексий ー  Елена Леонидова 

犬の一般的な名詞”サバーカ”でなく”ピョス”というタイトルで、この犬がオスであることがわかります。キエフが舞台。マクシムは元刑事だったが、奥さんを親友に取られたのが先か、アル中が先か、自棄になって仕事をクビになり独身に戻って人生どん底。ある日、元奥さんの父である警察の偉い人が殺された。殺人のはずだが、なぜか「自殺」で片づけようとする警察。現場を見ていたのは被害者の飼い犬だったワンコだけ。でも警察犬だ、犯人を見ればわかるかも? 犬を引きとって「犬」と名づけ、いっしょに捜査を始めるマクシム。捜査する権利はないが、義理はある…。

主人公は面白いし、賢すぎる犬も可愛い。(マクシムがウォッカを飲もうとすると妨害したりする・笑)しかし、ちょっと暴力が多い。しょっちゅう殴ったり殴られたり、縛られたりして頭や顔が血だらけのマクシム。「80年代のアメリカの暴力刑事ものみたい」と評しているイギリスの視聴者がいたが、当たっているかも。幸いワンコはうまく立ち回って、あまりひどい目には遭いません。1シーズン20話もある、途中で飽きるかもしれない。

今のところ、プライム会員になっても特典はそう美味しくないかな〜。

「犬」のトレイラー:

 

 

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