ハンブルクに行ってきた

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ジョン・ノイマイヤーが芸術監督をつとめるハンブルク・バレエを見るために、3泊4日で行ってきました。オーストリアは二度訪ねているけど、ドイツは初めて。「赤信号では車が来なくても止まってろ」と自分に言い聞かせる(笑)。

人口約175万人のハンブルクはハンザ同盟の港町として栄え、今でも港はヨーロッパで第二の規模だそうです。市庁舎(上の写真)が立派!ちなみにここさえ覚えれば、街で道に迷っても「市庁舎まで〇〇m」という標識がよく立っているので安心。

今回はバレエが目的で、昼間は「美術館には行こう」程度のノープラン。初日は朝のフライトで到着、Sバーン、Uバーンを乗り継ぎ30分で中心街へ。州立歌劇場から徒歩5分のホテルにチェックインして近くの様子を見てから夜にバレエ。

翌日はフリー、適当に散歩。

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2017年にオープンしたエルプフィルハーモニーのホールへ行く。ここは見晴し台に無料で入れる。窓口で整理券をもらってエスカレーターで上った。いつかコンサートにも来たい。

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ぐるりと全方向を見られる。もちろん大きな港も見られる。

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向こう側、コンテナが長〜く並んで運ばれて行く。

ハンブルクの倉庫街は世界遺産だそう。

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赤レンガの高さのそろった倉庫群は美しいです。ここは時間かけて写真を撮りに再訪したい。

街の建物にも船のモチーフが多い。

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3日目は美術館で日中4時間以上過ごし、夜はバレエなのでホテルで休んだり。

4日目は夕方の飛行機まで時間がたっぷりあり、ホテル近所の植物園を散歩。

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街の真ん中にこういう緑地があるのは良いですね。あいにく小雨が降ったり止んだりの天気だったけど、歩き回るのは気持ちがよかった。

カフェで名物「フリッツ・コーラ」を飲む。

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ハンブルク産のコーラ、原材料にちゃんと本来の「コーラ・ナッツ」を使っている、甘さ控えめ。3年に一度くらいしかコーラは飲まないわたしが美味しいと思った。

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とはいえ砂糖は36g入ってますね。

観光らしいこともあまりせず、歴史博物館など興味のある場所は次回のお楽しみです。ドイツ語は「Duolingo」で初歩をおさらいした程度でも、挨拶や買い物に使えて便利だった。もっとも「切手を2枚ください、日本あてです」くらい英語で言ったって向こうは理解できますよね。自己満足のレベルです。

そうそう、テレビで「刑事コロンボ」をやっていて、ドイツ語吹き替えだから当然わからない中、急に内容が脳に入ってきたと思ったら、お掃除のおばさんが(ロシア移民?)コロンボにロシア語で話しかけるシーンだった…。

おまけ:ニベアの自販機。面白がって買う人がけっこういた。

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世界陸上のお相伴

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行ったのは木曜日です。お世話になっている人が来英したので日中に大英博物館などを案内したら、おこぼれで貴重なチケットが回って来た、IAAF World Championships。ラッキー。

上のスマホ写真でわかるでしょうか、右下にゴールが見えて、良い席。その代わり向こうでやっている三段跳びや高跳びなどは遠くて、スクリーンで見た方が早い。

中央の芝部分ではやり投げが行われている。絶対外れないように設計されているのだろうけど、トラックを走る人に刺さったら怖い――もちろんそんなことは起こらないようになってます。

スポーツにうとく、中でも特に陸上はさっぱりわからない。ボルトって人の名しか知らず、しかも彼すら顔はいまだに知らない。こんな人間に見せるのはもったいないような大会だ。

スポンサーがトヨタやSEIKOなど軒並み日本企業。

「金は一番出してる、けど選手はあまりいませんねー、あはは」とかとんでもないことを口走ってしまったわ。

でも昔に比べると日本選手も活躍しているのですね。

初めてその存在を知ったサニブラウンくんが走った200メートル決勝が見られました。世界の7位とは立派なことだ。

こんなに足の速い人類を見るのはこれが人生最初で最後でしょう。性能のいいボディというのは美しい。顔も、美男美女が多いような気がする。左右対称だから?

ロシア人選手もちらほら。次はちゃんと国として出られるといいんだけど。

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(スタート準備の女子)

会場の雰囲気は常に音楽が鳴ってアナウンスもDJ風?で、にぎやか。ある競技で歓声が沸く中で他の競技をやっていたり、選手の集中力はすごい。

やり投げの槍を運ぶラジコンカーや、ボランティアの人たちがてきぱきとハードルなど必要な物を並べているところ、バズーカ砲みたいなカメラを抱えたカメラマンがずらっと列を作っている背中など、面白い風景が見られて楽しかった。

うーん、やはり本来の見方から外れていたのではないだろうか、まあいいや。

 

 

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Cley next the Seaなど

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翌日の早朝は雨あがりで雲が多い。一部ピンクの空がきれい。

ノーフォークらしい風車を撮ろうと、クローマーからバスに乗ってCley next the Seaに向かった。発音はクレイでいいはずだが、地元では”クライ”と言っている人が多かった。

ここは野鳥のいる湿地帯が保護地区になっている。

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やたら広い。自然保護のため、人間は決まった歩道しか歩けないしくみ。向こう側が海。

海までたどり着くと、クローマーの崖とは違った風景。

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遠くに豆粒のような大きさの人が見えたので、そこまで行こうかと思って歩いたが、全然たどり着かない。広すぎて距離感がおかしくなったか、蜃気楼かも!(まさかね)と引きかえした。

このへんの小石を拾ってはカチカチ打ち合わせているグループがいた。半貴石を探しているのだろうか。

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また草地に戻ると、牛さんたちがいた。

目的の風車。風が強い地方なので昔から活躍。

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実際に稼働していたものだが、今はB&Bになっているそうだ。「粉屋の間」などあるらしい。次はここに泊まろうかな。

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クレイの町の八百屋兼デリカテッセン。石壁の可愛い町並みだが、道幅がひどく狭く、車は2台通れない。一台が過ぎるのを対向車が避けて待っている。

しかも歩道すらない道が多く、人間は車から逃げ回りながら歩く。車社会以前にできちゃった村なのだろう。夏の海水浴シーズンにはここで大渋滞が起こるそうだ。

予想より晴れてきて暑い。お茶を飲んでからまたクローマーへもどった。

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結局雨に合わずに済んでラッキーだった。比較的近いので、また来よう。ノーフォークの海岸をぐるっと周るのもいいな。

 

 

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少し長い週末

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週末に数日休暇をくっつけて、北ノーフォークの海辺に行ってきた。

上は泊まったCromerの宿から歩いて7分くらいのクローマー・ピアから見た海。

ここは崖が高くて、がくっと下がったところに広い砂浜がある。階段や坂を作って海辺に降りるようになっているため、脚が鍛えられます。

北海は町の北に位置してびゅうびゅう風を吹きつけてくる。冬は大変そう。

雨がちという予報だったけれど、翌日から曇り〜時々晴れで、写真撮影には悪くなかった。

平日には絶対しない早起きをして日の出頃をねらう。

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明るくなってくる空を背景にしたピア。

北海から昇る朝日。

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日の出が6時半くらいで、これは7時近くかな。

午前中博物館に行って、あとは海辺をぶらぶら。博物館の展示によると、この辺の海には琥珀や半貴石が転がっていることがあるそうで、ちょっときょろきょろしちゃいましたが、磨いていない原石の見分け方を知らないので、見つかるはずもなく。でも例によって可愛い石を数個拾った。

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8月には海水浴場として賑わう町も、9月下旬には落着いている。それでも数人泳いでいたのでびっくり。水遊びが好きなわんこも果敢に飛びこんでいた。

明るくなると、一番上とほぼ同じ場所の風景がずいぶん変わる。

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カモメも遊んで(?)いた。

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町で一番と自分で言っているフィッシュ&チップスのお店でタラとフライドポテトを食べたら、本当に美味しかった。タラの身が厚くてプリプリ。

ーー思わず2日続けて通ってしまった。写真はありませんが。イギリスの食べ物らしく見た目はぱっとしない茶色で、姿もびろーんとしてました(味はいいけど)。

最終日はバスで移動して広い湿地帯を散歩。それはまた後ほど。

 

 

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ヤーマスの続きとバレエ中継
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Elizabethan House Museumのステンドグラス

朝食があまりにボリューム満点で、下手すると4時頃までお腹がすかない。

それで変な時間に、がら空きのレストランでランチ兼夕食をとった。

近くの席の男性客がウェイトレスさんに道を尋ねて、彼女も知らず、わたしがたまたま地図を持っていたので貸したりして何となく話が始まり、彼女が外国から来たとわかる。

「どこから?」と聞いたら、
「コソボよ」
え、難民だったのですか。

暇とはいえ仕事中だから長話もできないが、難民としてイギリスに来てから3年、政府支給のホテル住まいをし、その後自力で仕事を見つけてこの近くに落着いた、など少し話してくれた。ホテルには大人数が押し込められて、ストレスが大変だったそう。
災害などで一時避難所に大勢が収用されている状態に、多少部屋が分かれているという感じだろうか。3年間かー。

英語を覚え、ウェイトレスとして働いて息子も成人するまで育てた。しかし生活は楽ではないそうだ。
「ここは、夏のシーズンが終わると何もなくなっちゃうから」とのこと。
確かに、夏にリゾート客相手に稼いで、あとは冬眠、というタイプの町だものね。

今はシリアからの難民問題でヨーロッパが揺れている。自国が安全でないから命がけで逃れて来るわけだが、外国に受け入れてもらっても、その先の生活は決して楽ではないのだ。
それまでの人生で築いたものがゼロになり、また立て直さなければならない。

彼女とわたしはイギリスに来た時期が近いことが分かった。こちらは人にビザを取ってもらって身分の心配はなく、呑気に遊びながら暮らしていた。申し訳ない気がする。

まあ、わたしは遊ぶのが仕事でもあるので(?)、その日も夜はバレエの中継を観る。

例のセントジョージ劇場は、300年前に教会として建てられた。劇場に生まれ変わったのは20世紀後半。
教会なので天井が高く、古い複雑な木組みが美しい。

客席は簡単な椅子を並べただけ、贅沢な作りではない。
演劇やコメディ、コンサートなどいろんなイベントの会場となる。町で一番の劇場だ、とB&Bの奥さんも言っていた。

本日は前方に白いスクリーンを設置して、ロイヤル・バレエの「ロミオとジュリエット」をライブ中継。いつも地元映画館で観ているが、場所が違って面白い。

『Romeo and Juliet』
Choreography: Kenneth MacMillan
<Cast>
Steven McRae -- Romeo
Sarah Lamb -- Juliet
Alexander Campbell -- Mercutio
Gary Avis -- Tybalt
Ryoichi Hirano -- Paris

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サラ・ラムとスティーブン・マックローは、素直で爽やかなカップル。恋に夢中になり、逆境に悩み、そのために一晩で成長する二人を、特別でない普通の少年少女として表現しているように見えた。

アップで顔の表情もよく分かる。悩むジュリエットが正面向いてじっと座っているシーン、一度も瞬きしなかったラムちゃんすごい。

「ロミジュリ」は元の芝居よりバレエの方が好きかもしれない。スピード感があり、常に動きがある。人が止まっているときは音楽が動く。
プロコフィエフの音楽がまたドラマにぴったりで、有無を言わさず観客を引っ張っていく。

ヤーマスでもバレエ中継の観客は中年以上の女性グループと、中高年のご夫婦が多かった。幕間に今シーズンの中継予告があり、オペラのさわりが流れると、
「お、これも行こうな」なんて仲良く話している。平和だ。

ロンドンのオペラハウスの一番いい席は取れなくても、地方の映画館で気軽に中継が見られる。こういう小さな幸せを当然と思って暮らせることが幸運なんだと、改めて気づいた日だった。

それにしても、これ以上難民が増えない世界になってほしい。

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帰りました
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劇場の屋根にドラゴンがいた。

グレートヤーマスから帰りました。
ノーフォークの東の海岸、昔から港として栄え、けっこう羽振りが良かった町。
18世紀から海辺のリゾート地としてにぎわってきたけれど、最近は格安航空会社のおかげで競争相手が海外になった。スペインやギリシアに気軽に行けて物価も安いのだ。ヤーマスのような北海の地味なリゾートは、苦戦している感がある。

もうハイシーズンも過ぎ、それほど混まない。

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どうもわざとさびれたところを撮りがちだ・・・。
普通にローンボウルズ(芝生でするボウリングに似た競技)を楽しむお年寄りや犬連れ散歩の人たちはいました。

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泳ぐ人はさすがにいない。

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iPadでスケッチしてみた。風力発電のタービンが気になる。
でもうまく描けない。真面目に時間かけないとだめだな。

もう面倒になって画材”ローラー”を選んで塗りつぶして描いた、発電機のない方向。
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この機能は使い方を工夫すると面白いと思った。今後の課題。

最終日に駅へと帰る途中で、ナショナルトラストの保存している博物館に寄る。建物はエリザベス朝時代の建設。インテリアや家財道具はヴィクトリア時代のものもあり。

キッチン用品。
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洗濯道具。
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この家には伝説があり、イギリス内戦の頃、クロムウェル派だったヤーマスの市民がこの家の一室で、当時のチャールズ1世を裁判にかけようという計略を協議したのだそうだ。もちろん判決は死刑、と事前に決めていた。
(ニコライ二世の裁判もしなかったボルシェビキよりはまし)
当時の様子を再現した部屋などあり、そんな歴史があったのかと面白かった。
しかしここを訪ねてから、エルビス・コステロの『Oliver's Army』が脳内でぐるぐる回って止まらん。

グレートヤーマスは十分日帰りできる。寒くなって誰も遊びに行かなくなったころに、また行こうかな。スケッチは寒そう。カイロ持参か。

日帰りだと、人に朝食を作ってもらうことができませんが・・・。
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B&Bのフル・イングリッシュ・ブレックファスト。トーストはぶいて、低糖質?

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海辺に来た
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210915

8月中は休暇をとらなかったので、海辺に遊びに来た。
北海に面するノーフォーク。
どんより〜。
昨日フェスティバルが終わったところだそうで、静かでいいです。
10年以上前に来たときは、沖の風力発電機はなかった。

散歩してお茶し、だらだら過ごすつもりです。

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ロシアのテレビ(コマーシャル)

今回ホテルはマリインスキー劇場から最短距離というロケーションだけで選び、正解だった。歩いて3分だから夜でもコートなしでバレエ鑑賞に出かけられる。帰りもすぐで安心。
超ベーシックなホテルで贅沢感は皆無、でもフロントのお姉さんがフレンドリーで親切。朝食のカーシャ(蕎麦などのお粥)も美味しかった。

ホテルでは寝るだけなので贅沢言いません。でも部屋にいる時間はテレビをしっかり見た。

「Xファクター」のオペラ版のような「ボリシャヤ・オペラ」(大オペラ)は声楽専攻の学生などが参加している本格的コンペ。審査員がいろいろ批評しながら落とす人とパスの人を決める。落着いて見る暇はなくて残念。クラッシックの声楽スターをテレビが発掘できるのだろうか?最終回はビデオを見ようかな。

映画は「マルコヴィッチの穴」、「ナショナル・トレジャー」などハリウッド物を毎日をやっていた。
ロシアのテレビで外国映画は通常吹き替え。しかも、元の音声を完全に消さずにかぶせる手法がよくある。
その方が制作が楽なのか何なのか、原語の英語のセリフの一瞬後にロシア語のセリフが追いかける。英語は音量が低いとはいえどっちも耳に入るため、うるさくってしょうがない。慣れの問題かな。

ロシアのテレビはイギリスからでもチェックできる。日頃はカルチャー・チャンネル中心にビデオで鑑賞している。現地のメリットはビデオ提供されない番組がライブで見られること。コマーシャルも真剣に(笑)見た。

おや、ドラマや舞台でハベンスキーの相方をつとめることの多い俳優のミハイル・ポリチェンコフが出ているぞ、と思ったら、とってもばかばかしいCMだった。


うはははは・・・薪を割る男。
ロシアの女性はこういうのが好みなの?
あまりの衝撃に、何のコマーシャルなのかさっぱり覚えてない(自分も見とれてた疑惑?!)。

6日間見た中で最高作品はスニッカーズのこれ。


アメリカかぶれ?の変な人が、スニッカーズを食べると正しいロシア人になるという趣向です。あほらし♪

消費の自由化は、ネフスキー大通りの高級ブランドの店や、外国車の多さで実感した。見た範囲では一番人気はトヨタのように感じた。VW、BMWやアウディも多い。国産ラーダなどは30台に1台しかない。
ラーダいいじゃん。もっと買おうよ!(とわたしが言っても無駄)

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ツール・ド・フランスが通った
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いよいよお尻に火がついでいるというのに、余裕で遊んでしまった。ケンブリッジでツール・ド・フランスのレースを見物した。

「ツール・ド・フランス」なのに何故にイギリスから始まる?よく分からないが今年はヨークシャーから南下して、第3ステージはケンブリッジからロンドンへ。
要するに長距離競輪でしょう?というくらいまったく知識も(興味もあんまり・・・)ない。パスするつもりだったが、日程が近づくにつれて、市内交通規制のお知らせなどが回ってくる。見ると市の真ん中を通るコース。主要な道路は自転車さえ通れなくなる。ここまですごい規制はオリンピックの聖火リレーでもなかったかも。
スタート地点に近い学校は休校、臨時休業にする会社も少なくない。わたしの行ってる会社はケンブリッジ市ではないから休みにはならないが、休暇を取る人続出(笑)。

もともと仕事に行かない日だし、友達が車で行ってくれるというので、ありがたく便乗した。

市の外れから歩いて入る。

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1時間以上前なのに、すでに多くの観戦者が沿道に並んでいた。屋上にいる人たち、賢いかも。
最高気温22度で暑くはない。でも日にあたって待つのは嫌なので、日蔭の、かつ前の列から一歩引いた、建物の庇の下を確保した。

選手たちは昼すぎに公園からスタートして市内中心部へ入り、写真の地点で急カーブを曲がって南へと抜ける。

前触れの自動車、フランスのパトカー(なんかかっこいい)などが先行する。
いよいよ選手が来て、実際に見えたのはこのような光景で。

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さすがに引き締まったすばらしいお尻だ。くらいの感想しかなくてすみません。あなた帰っていいわよ、って言われそうなレベル。

急カーブで大丈夫かと心配したけれど、この地点ではウォーミングアップなのか猛スピードではなくゆっくりめ。
それでも全員がさーっと一瞬にして通って行った。

だってケンブリッジからロンドンは電車で約1時間なのに、この人たちは最短でもなく曲がったルートを通って3時間半で着いてしまうのである。どんだけ速いんだ。しかもイギリスを出てからフランス全国を回るのだ。すごいなー。

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その後は歩行者天国状態になっている市内を散歩、買い物して帰る。出発地点の公園では大スクリーンでレースの様子を追っていた。
勝ったのはドイツ人のマルセル・キッテル。自転車も強いんですね。
お祭り気分で楽しかった。

帰宅後に写真をチェックしたら、なぜか真ん中に写っているロシア語がやけに目立つ。
―― チンコフ?
大きな声で言えない気がするのは・・・気のせいだろう。
調べたら、ロシアのTinkoff-Saxoチームだった。ただし選手にロシア人はいない。スポンサーはロシアの大富豪オレーグ・チンコフ(Олег Тиньков)氏。2011年に「フォーブス」誌が"ロシアで最も並外れたビジネスマン"の一人に選んだ人物とか。一つ勉強になった。


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海を見に、往復7時間
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金〜月とイースターの休暇でささやかな連休。
海でも見てボーッとしたいけれど、あまり混雑しているところは避けたい。地味そうなエセックス州のウォルトン・オン・ザ・ネーズ(Walton-on-the-Naze)へ行った。

電車2回乗り換えで着くはずが、例によって休日の保線工事というやつがはいり、最後の1時間半はバス輸送。べつだん急いでないので平気。むしろ二階建てバスから街並みが見られて面白い。

途中、「北海道 Hokkaido」という中華兼和食のレストランを発見。え!と二度見する間に遠ざかってしまった。中華と和食?オーナーが日本人かどうかも不明だが、ちょっと行ってみたい気がした。場所も正確にわからないので無理かも。

さて、着いてみると駅からすぐ海岸が見え、迷わず助かる。ゴーゴー風と波の混じった音が聞こえる。
強風で寒い。さすが北海。
砂浜で、かつ遠浅なのか、海水はカフェオレを水増ししたような色。水平線近くまで青さはない。



波が荒く、次から次へと岸部に向かって攻撃をしかけては砕け散っている。迫力ある。



水温はかなり低いはずなのに、平気で足を漬けたりしている人もいた。
イギリス人でも「うわーあの子泳いでる、よくやるわ」と言っている人もいたから、この日海に入るのは相当のつわものだったと思う。
ヴァイキングの子孫に違いない。

ベンチに座ってぼんやりしようという計画は、あまりの寒さに中止。
海に沿った長い散歩道を、せっせと歩いた。
帽子をかぶった上にコードのフードも動員。4月はまだまだ寒い。



精神衛生上、たまに果てしないものを見るのは必要だと思う。



犬天国。
海岸から離れた町中の通りにもやたら犬がいた。5メートル歩くと犬に会う。
チャリティのために中古品を売るお店のおばさまなど、顔見知りのお客とわんこが来たら、
「今日はどのおもちゃがいいの〜?」なんて籠の中に入れたたくさんの小型ぬいぐるみをミニチュア・ダックスに見せていた。
ダックスくん身を乗り出して大興奮、大人の手くらいの大きさの「トラー」(プーさんの)をがぶっと噛んで、そのままもらっていた。

カフェに入ったときに思わず、「ここはいつもこんなに犬が多いんですか?」と訊いてみたら、
「そうねえ、うちは犬が多いわね」とのこと。犬好きの多い海辺の町。のどかだ。



帰りも1時間半バス、電車30分、乗り換えて1時間半、遅れもなく順調な旅だった。日が長くなり、8時過ぎまで窓外の景色を見られた。満足。
夏の海水浴シーズンにはそれなりに混みあうそうだが、その時期さえ外せばゆっくり過ごせる。

またそのうち、ビュービュー風に吹かれに行こうと思う。

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波打ち際から記念に2つだけ拾ってきた、親指の先大の小石。


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