デイビッド・パールマター『Brain Maker』
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Brain Maker: The Power of Gut Microbes to Heal and Protect Your Brain–for Life
Brain Maker: The Power of Gut Microbes to Heal and Protect Your Brain–for Life

昨日届いた本、まだ消化しきれていない状態だけど。

日本の家族に教えてもらった↓の本。こちらは入手できていないが、同じ著者が1年半後に出した最新作を読んだ。

「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)
「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)

「いつものパンが〜」原題『Grain Brain』は、炭水化物が脳の炎症の原因となる、脳の健康のためには糖質制限食がいい、という本だそう。

今年はじめに出た『Brain Maker』では、さらに腸内細菌が脳の健康に貢献していることに着目。食事によって腸内を整えることができ、それによって脳・神経系の病気を防いだり軽減ができる、という。

関係ないけどこの先生のルーツはドイツ系ですね。Perlmutterというとドイツ語で真珠母、きれいな名前だ。

人間の腸内には100兆個以上の細菌がいる。彼らは人間に頼っているばかりの寄生者ではなく、人間の身体を整える役目もはたしている。それどころか人間の気分に影響を与え、脳の機能を正常に働かせているのだ。
医学雑誌に載った論文などを適宜引用しながら、腸内細菌の役割について検証している。

西洋医学では脳・神経と腸は個別のパーツとして扱いがちだが、本当は脳と腸は切り離せないくらい共同で活動しているのだそうだ。

自然分娩で産まれる子供は産道を通るときにお母さんから大事なバイキン(失礼)をたくさんもらう。帝王切開で生まれてしまうとその過程がない。そのような子たちにはアレルギーやADHD、肥満、糖尿病のリスクが高まることが実証されている。

普通に生まれても、抗生物質を安易に与えられたり、環境汚染や化学ホルモンにさらされることで、また食生活の悪習慣でも腸内細菌が乱れる。それがアルツハイマーなど脳の病気につながるとのこと。

逆に言うと、食事に気をつけて腸内を健康にすれば、脳や体の病気や問題を防ぎ、好転させることができる。
たとえば:
ぜんそく、自閉症、アレルギーや食物不耐性、うつや不安症、糖尿病、高血圧、生理不順や更年期障害、不眠症。などなど。パーキンソン病にも言及されていた。

菌のラテン名など、読むのがけっこう大変(笑)。ところどころ斜め読みして後半の実践編に移る。

腸内細菌を健康にするために:
・プロバイオティックな食品を摂る。発酵食品が良い。キムチやザウアークラウト、細菌が生きているヨーグルトやケフィール。
・糖質は抑え、良質の油を摂る。
・ワイン、コーヒー、緑茶、チョコレートはOK。抗酸化成分が豊富なため。
・プレバイオティクス(腸内細菌の栄養源)を摂る。たんぽぽの葉とか、生のにんんにく、玉ねぎ、アスパラガスなど。アスパラって生でいいの?
・水はフィルターを通したものを飲む。不要な化学物質を入れないため。(調理や保存にプラスチックの容器を使わない、などの注意事項もあり)
・季節に一度くらい、24時間水だけ断食をするといい。ミトコンドリアを整える。

お勧めのサプリや、モデル献立、レシピや発酵食品の手作り方法も載っていて便利。
ただし半分以上は真面目な科学的説明。素人でも分かるように考えてくれているのは分かるが、読むのはくたびれる。しかし説得力はある。

病気が進んでしまい、腸内の状態がかなり悪いような人だと、健康なドナーから腸内細菌を移植するという手段に出ることもあるそうだ。
他人の○○○を移植するような感じでアレだけど・・・自閉症の子がしゃべるようになった!などの例がある。それはすごい。

ところでわたしはかなり前から、プロバイオティックとオメガ3のサプリを摂り、小麦や牛乳はほどんど食べず、ぬか漬けを手作りしている(パンとビールで作る”なんちゃって”漬け)。アレルギー体質を改善するのが目的だったが、わりと良い食生活かも?
ただし肉は食べ過ぎだ。あくまで野菜を多く、たんぱく質は100g以内でいいんだそうだ。

これから前に戻って、改めて気になるところをじっくり読んでみます。

先生のサイトで最新情報もチェックできる。

DrPerlmutter.com


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出不精のおうちエクササイズ
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暗い冬がやってきた。今は午後4時半で日が暮れ、来月はもっと日が短くなる。
どんより曇りか雨がちで、この地方はさらに風も強い。

つい出不精モードになり、スタジオに行かない日は家にこもってしまうことが多い。
寒い日に運動不足だと健康によくないし気も滅入る、ということでエクササイズ。

夏から気に入って週に1−2回はやっているのは、これ、「バレエ・コンディショニング」:

Element: Ballet Conditioning [DVD] [Import]
Element: Ballet Conditioning [DVD] [Import]

元バレリーナのエリーズさんがインストラクター、バレエのバーからセンターという流れに沿ったエクササイズ。あくまでもワークアウトであって、踊りではない。

彼女のアメリカ英語の甘い声がけっこう好きかも。
終始ニコニコしながら悪魔のようにきつい筋トレもやってのけます。腹筋パートはまだ全部ついていけたためしがない。

一部が動画で紹介されていた。



冬場、特に助かるのが、青い海を背景にしたロケーション。
日光が足りない日々、画面を見て気が晴れる。

こういうエクササイズDVDの一番の問題は、同じ音楽が耳にこびりつくこと。余り自己主張のない音楽とはいえ、毎回毎回聴くのは辛い。
音を最小限にして、バックに全く違う音楽を流したりしている。当然だけど、なかなかリズムが合うのがない〜。

今月になり、別のを買ってみた。

10分間シリーズの「踊ってスリムに」:
10 Minute Solution: Dance Your Body Thin [DVD] [Import]
10 Minute Solution: Dance Your Body Thin [DVD] [Import]

10分一区切りで5種類のエクササイズは「セクシー・ムーブ」「ダンス・トーナー」「クラブ・ミックス」「カーディオ・ダンス」「バレエのボディ作り」。
どれか1つやってもいいし、ぶっつづけに50分動いてもいい。
部屋にいて寒くなったら1つか2つ選んでやると、いい気分転換。
けっこうハード。「バレエ」というのもバレエの動きは取り入れているが、あまりクラッシックぽくない。

このDVDは、今のところ音楽が気にならない。
だって、元気なインストラクターのアンちゃんが始終かけ声かけて、そっちがうるっさいんだもの(笑)。
動きに慣れたら、蚊の鳴くような声にボリュームをしぼってしまおう。

家で気軽に運動するのにDVDは便利でお得。何種類かそろえると飽きずに続けられそう。

「トレーシーメソッド」が日本でも人気あるそうで、いくつか出ているうちどれがいいか検討中。
お勧めがあったら教えてください。


とっても元気(&うるさい・失礼)アン:

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「ワイン・ダイエット」 赤ワインを1日1杯・・・か2杯
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PCがウイルスに感染して、駆除にえらい時間をとってしまった。 
いろいろ勉強になりました。巧妙なのはなかなか防ぎきれないですねー。

The Wine Diet
The Wine Diet

食事については
「季節に合せてそのとき食べたいものを、好きなように食べるのがいい」
という結論に達して、制限はしていません。
でもこの本は「健康のためにワインを飲もう!」ということで都合が良い(笑)、図書館で借りてみた。

ロンドン大学・ウィリアム・ハーヴェイ研究所のロジャー・コーダ教授による『The Wine Diet』、2007年出版。

ここでの’ダイエット’はやせるためではない、健康に長生きするための食事法の意味。

ワイン、特に赤ワインを1日1、2杯程度、食事といっしょに楽しんでいる人は、全くアルコールを飲まない人より長寿で、糖尿病や各種成人病、年齢による脳や目の衰えが少ないという研究結果が出ている。

コーダ教授はさらにヨーロッパの長寿地域を調査、フランス南西部やイタリア、サルディニア地方など、お年寄りが元気で長生きな場所では地元のワインに秘密があることを発見した。

血管を若く保つポリフェノールのうち、より効果的な成分「プロシアニジン」を数倍多く含んでいるのだ。

ここからが研究者の根性を感じるが、教授たちチームは世界のワインについて、プロシアニジンの含有率を調査し、良いものをリストアップしている。

原産国別に、どこの地域のこのワイナリーのこれがいい、というのを5つのハートマークで表す。
たとえば、タナ(Tannat)種のブドウを使ったマディラン・ワインがプロシアニジンをたっぷり含むハートマーク4つ。どこの酒造の何がいい、ということまで書いてある。

ブドウの種類はこのタナやカベルネ・ソーヴィニョン、ネッビオーロ(Nebbiolo) が良いが、それだけではだめで、製造過程も大事。

ポリフェノールは、果汁に果肉と種、皮 を混ぜた状態でいっしょに発酵させるマセラシオンという段階で果汁に移る。なのでこの時間が長い方がいい。2週間以上は必要とのこと。

現代の工場で大量生産される軽めのワインは、マセラシオンの時間は数日程度だそうだ。したがって、伝統的な手法で造られたずっしりしたワインがいいということになる。

そうなると余りカジュアルなワインにはあてはならない。特にフランス産だと、安くは買えないですねー。

幸いイタリアやスペイン、遠くはチリやアルゼンチン、アメリカにもいいワイナリーがあるとのこと。

よく調べたものだ。

「先生、このウルグアイ・ワイン優秀です」
「おお、すばらしい。味の方はどうかな」

ぐびーっ。

なんて研究室でやって・・・ないか(笑)。


ワインを買いにいくのにいちいちこの本を参照する訳にはいかないが、おおざっぱに言って、昔ながらの方法で造った、カベルネ・ソーヴィニョン種などのフルボディがいい、ということが頭に入った。
マセラシオンの期間については、詳しい酒屋さんなら教えてくれるとのこと。

そのうちプロシアニジンたっぷりの上等ワインを飲んでみよう。

アルコールがダメな人には、各種ベリー類やチョコレートなど、ポリフェノールの豊富な食品もあるから大丈夫。
本の後半には、栄養学の最新知識(2007年当時のですが)や、健康的な料理のレシピも載っている。
クランベリー入りビーフシチューというのはちょっと美味しそう。作ってみようかな。

ワインだけでなく、やはりバランスのいい食事をとり、身体をよく動かす生活が健康の基本ですよね。

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ダイエットなんかしないで、食事を賢く楽しむ「フランス女性は太らない」
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「やせるために食事を制限するいわゆる”ダイエット”は、効かない」というのはそろそろ定着してきた考え方だと思いますが、そうでもないのかな。

今年の初めに読んでいたボブ・シュワルツの『Diets Still Don's Work』は、ダイエットするとかえって太る、というメカニズムを分かりやすく説明していた。

彼いわく、やせようとダイエットを試すのは、金持ちになりたいのに金持ちの真似をせず、”金持ちになりたい貧乏人”の真似をするようなもの。
自然にスリムな人に学ぼう!という、考えてみたら当然な理論。

Diets Still Don't Work
Diets Still Don't Work
(1990年の出版) 

スリムな人のルールはとっても簡単。

1 お腹がすくまで食べない。
2 本当に食べたいものを食べる。
3 一口ごとに味わって楽しむ。
4 満足したら食べるのをやめる。

以上。

もちろん納得いく説明と、実践方法が書かれている。
本当に食べたいものが食べられない心理的要因や、満足しているのにそれ以上食べてしまう原因なども探って癒すエクササイズがあるのが、アメリカ的。

日本語版は、彼の前著『Diets Don't Work』の訳かな:

<新装版>ダイエットしないで痩せる方法
<新装版>ダイエットしないで痩せる方法


人間せいぜい約100年しかこの世にいなくて、食事回数は限られているのに、楽しまなきゃソンよね。
ーーと思っていたところへ友達が教えてくれた本が、「フランス女性は太らない」。

French Women Don't Get Fat
French Women Don't Get Fat

著者のミレイユ・ジュリアーノさんはフランス人、LVMHグループのヴーヴ・クリコ社CEO。アメリカ人の旦那さんと結婚し、ニューヨークとパリ、プロヴァンスを行き来する生活をしている。
学生のころ交換留学でアメリカに来てすっかり太ってしまい、それを元にもどした経験などから、”美味しい食事とワインを楽しみながら太らない”フランス女性の知恵を書いたもの。

「○○ダイエット」に励み、ジムで汗を流したりジョギングしたり、というアングロサクソンな方法には魅力を感じないのがフランス女性。
「だから今のフランスは世界のスーパーパワーではないのかもしれませんが」なんていうコメントが可笑しい。

極端に走らず、なにごともバランス。頭を使って毎日3食、栄養あるものを適量、心から味わって食べる。スポーツしないでも、歩く、階段を上るなど、ちょっとずつ動く。
とっても当たり前のことが、彼女の育ったフランスの田舎の四季と食べ物の思い出話とともに、カラフルに語られて、読むのも楽しい1冊。

レシピも魅力的。中でもチキンのシャンパン煮!彼女の会社がシャンパン売ってるからって・・・(笑) 絶対作ってみたいです。

例によって料理の写真もイラストもないので、視覚にはうったえません。

ミレイユさんのレシピ本がこちら:

The French Women Don't Get Fat Cookbook
The French Women Don't Get Fat Cookbook

これも特にダイエットのための料理とは限らない。カロリー控えめでバランスよく栄養がとれるレシピ。量に気をつけて、節度をもって食べることが原則。
田舎のバーサおばさんがとてもエレガントな人で帽子が好きで・・・なんて、関係ない語りが多いのも上の著と似ているが、家族を大事にし、日常の生活を楽しむ様子が心地良さそう。

この本も料理の視覚情報なしです。材料などすべて読まなければならず、パッと目に入ってこないのが、ちょっともどかしい。

朝食、ブランチ、ランチ、ディナー、デザート、などに別れたレシピの後、モデル・メニューが紹介されている。
たとえばウィークデーのサンプル:
<朝>
水1杯、バナナ1/2とスキムミルクを添えたグラノーラ、チーズ2切れ、コーヒーか紅茶
<昼>
白隠元のヴェルーテ・ピーマンとハム添え、エンダイブとブルチェッタ、ベリーを入れたヨーグルト
<夜>
リークと玉ねぎのパルメザン、鯛(Sea bream)のローストと野菜、タルト・オ・ショコラ

ワインは昼か夜に1杯

さらに「ヴァレンタインの日のためのディナー」や「シャンパン・ディナー」など特別な日のメニューも。

こんな料理を自分で作ってテーブルにのせ、テレビなど見ず新聞も読まずに味わって食べる。人と食べるときは会話を楽しむ。
生きているその瞬間を味わう、フランス式”禅”を感じさせます。

もっとも、アメリカ人やイギリス人に比べたら、日本女性こそ”太らない”けど。
今イギリスで材料が入手しやすいから、フランス料理のレシピの方が便利だけれど、日本にいたら四季に沿った和食をきちんと食べていれば、それで済みそうな気もする。
ああ、鰹のたたきや独活が食べたい・・・。


やはりダイエット関連本はよく翻訳されてますね。
わたしの好きな小説は全然出てないのにねえ(ぼそっ)

フランス女性は太らない
フランス女性は太らない

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スープの本2冊
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冬に体を温める食べものといえば、スープ。
簡単だし、野菜がたくさん摂れる。その1皿か、パンを添えるだけで夕食が済んで、楽(モノグサ)。

たまねぎを炒めて好きな根菜とスープストックを入れ、柔らかくなるまで煮たらバーミックスでガーッとポタージュにすればできあがり。
お気に入りの組合せはにんじんと生姜、じゃがいもと蕪、豆など。

レシピはいろいろ持っているのに、つい慣れているものばかりになってしまう。
新しいアイデアもほしい、ということでスープの本を参考にしてみる。

Super Soups
Super Soups

『Super Soups』は、代替医療の専門家Michael van Stratenの著書。健康や美容に効果のあるスープのレシピを紹介している。たとえば:

・免疫力を高める
・血の巡りをよくする
・お肌に効く
・やせる
・気分を明るくする
・冬を暖かく過ごす

などなど。クスリのようにすぐ効くものではないだろうけど、ヘルシーだし、美味しい。

中でも、「やせる」セロリと赤ピーマンと玄米のスープ(ホースラディッシュが隠し味)と、「冬を暖かく」のフェンネルとひよこ豆とソーセージのスープが気に入って、何度か作った。

調理器具についても研究熱心な著者。ハンディな手持ちフードプロセッサーから、一生モノの数十万円するドイツ製万能プロセッサーまで、お勧めがいくつか載っていた。
包丁は”NipponKitchen”で日本製を買え、とのことです。ロンドンに日本の包丁専門店があるとは知らなかった、助かるわ。

ちょっと変った本はこれ。

New Covent Garden Soup Company's
Book of Soups: New, Old & Odd Recipes
New Covent Garden Soup Company's Book of Soups: New, Old & Odd Recipes

コヴェント・ガーデン・スープは、ホームメイド風の健康スープをカートンで売っている会社。そこが出した本には、市販品のレシピから廃盤レシピ、売っていないものも含めて様々なスープの作り方が載っている。

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手書き風の文字でノートのように作られて、楽しい。
章の扉には可愛いイラストが。

ーーでも、スープ自体のイラストや写真はまったくなし。

表紙もスープの写真じゃないよね。
文章で表現して終わり。たまにあります、こういう料理本。

ユニークなのは、会社のチームのイラストは載っているところ。
カロライン・ジェレミーさんがマーケティング・ディレクターですか。

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いや、あなたたちの顔はいいから・・・スープは?・・・。

よく分かりません。1996年出版。

中味は充実していて、オーソドックスな組合せあり、エキゾチックな材料あり。スープにまつわる開発エピソードなども面白い。

フェンネルにオレンジの皮のすりおろしを混ぜてクリームをたっぷり加えたCream of Fennel Soupが美味しかった。
近々スイートポテトとオレンジジュースのスープを作ってみよう。

両方とも図書館から借りたもの。
買って手元に置くなら、基本的で健康情報もくわしい1冊目かな〜。

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ガンガジ講演 ”今”に集中
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名前が、ガンガジ。
アメリカ人女性だけどーーガンガジ
で、そのお師匠がーーパパジ

ぷぷぷ・・・すみません、失礼よね。
Gangajiさんは世界有数のスピリチュアル・ティチャーの一人。
「あの人は本当に悟っているの!!」というお友達の話をきいて、いつかお目にかかりたいと思っていた。
彼女のトークを聞きに、仕事帰りにロンドンへ出る。

簡潔な導入のお話の後、舞台上にボランティアが一人ずつ上がって質問をする形式。

ゆったりした上着とパンツ、スモーキーな青とグリーンのスカーフが、清潔で柔らかい印象を与える彼女、話し方もソフト。
「今この瞬間しかなくて、あなたに過去も未来もないとしたら、どうですか?」と問いかけてくる。

この会場を出たらロンドンの街が消失していて真っ白だったら、面白いなー。
過去の積み重ねによる”自分”が、もしなかったら、今存在してい呼吸している肉体とそれが感じているものだけになるなあ。

人間にはいろいろな苦しみがあるが、それは大部分、済んでしまってどうしようもない過去や、来るかどうかわからない未来の心配という余分なものからきている。
今に集中すれば、感覚しかない。
と彼女は言う。
なるほど、生活瞑想みたいなもの?

確かにそうだ。
レストランで美味しいフランス料理を食べながら、
「5年前にどこそこで食べた牡蠣フライ、まずかったよね」
「あたしなんか、当たって寝込んだわ」
とか、
「明日、会社のコーヒーマシンが壊れていてカプチーノが飲めなかったらどうしよう」
と言ってるような場合が、けっこうあるものだ。
今実際に口に入れている牛のブルゴーニュ風煮込みの味が、ちっとも分からない。

今この瞬間を100%味わって生きることを、起きている時間すべて実行できたら、人生がらっと変るかも。簡単ではないけれど。

質問者が次々と現れて、自分も疑問に思ったことを聞いてくれる。

「あの、ガンガジさんは本当にいつもいつも、現在に生きているの?休暇の計画はたてないの?」
(笑)

もちろん休暇のプランは作るし、休暇は忘れないで取るそうだ。そうだよね。
計画を練ることと、いらない心配をするのは違うということでしょう。

少し感情的に混乱しているような人には、ゆっくり呼吸して、今何を感じているかをじっくり味わって、と指示しているのが面白かった。
胸のざわざわ感があるとして、それに付随しているよけいな”考え”をとりのぞいていくと、感覚そのものがシンプルにあぶりだされる。
恐怖も、まじり気なしの純粋な恐怖ならば、動物として当然の感覚だったりするので、よいことなのだ。

「みんなが求めているのは同じです。自由、心の平和」
それは自分でかき乱さなければ、自分の中にすでにある、というのが、質問者とのやりとりで、はっきり見えていくようだった。

舞台に上がった7〜8人のうち、男性は1人だけ。
勇気ある彼は、自分はクリスチャンとして育ったので、こういう教えにためらいがあるんですが・・・というようなことを質問。
要するに、「怪しいんじゃない?」という正直な疑い。

これに対する答えが、わたしには興味深かった。
彼女もクリスチャンの教育を受けて、GODは一人しかいない、という考えがこびりついている。
先生のパパジはヒンズー教で、神様なんかもう、たくさんいる。

「こういう人に弟子入りしたら、わたしは地獄に落ちるかも」と思ったそうだ。
地獄ですか!やはり子供のころからの刷り込みは根深いのですね。
でも彼女、
「それでも自分に正直になってみると、すべてわけ隔てなく受け入れるこの教えは、いいと思う。自分を信じてみよう。それでもし地獄に行くのなら、地獄から学ぶことがあるでしょう」と結論づけたそうだ。

「Trust yourself」(自分を信じてください)というメッセージが心強かった。

筆記用具も忘れてボーッと聞いていただけなので、こんな感じ、というのしか伝えられませんが。
(もし間違ったことを言っていたら、どなたか教えてください)
いつも心が静まりかえっている人って、見ているだけでいいものです。
広いホールにいい空気が浸透していくようだった。

15ポンド=約2千円、お得でした。
これで悟れたらすごいぞ。
それは無理としても、せっかく生きている今を楽しむ、というのは心がけたい。

日本語の本は1冊でています。

ポケットの中のダイヤモンド
―あなたはすべてをもっている

ポケットの中のダイヤモンド―あなたはすべてをもっている
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溝口あゆかさんワークショップーーマトリックス・リインプリンティング(その2)
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話が見えないかもしれませんが・・・続きです。

ひっかかっている嫌な記憶があって、そのために今の行動にも見えない影響がでている場合に、その記憶の中の自分を癒すことで今の自分が治る。
ーーということに、単純化します。

記憶の中の自分は、自分が”想像している”わけですが、面白いことに、ちゃんと人格を持っていて、今の自分の思いに従わなかったり、思ってもいない発想をしてみたりする。

その記憶の中の自分は”潜在意識”なのだ。
つまりマトリックス・リインプリンティングは、潜在意識に直接働きかけて、それを満足させてあげていることになる。

顕在意識が氷山の一角だとすると、潜在意識は水に隠れている部分。ずっと巨大で、動かしにくい。
タッピングの力を借りてそれを動かすのは、てこを使って小さな力で大きなものを動かしているみたいです。

例をあげると分かりやすいか、さらに訳わかんなくなるか、不明ですが・・・。

わたしの場合、その場面は偶然出てきた。
ペアを組んでやっていたが、わりと早く2人とも終わってしまったので、ハッピーな未来を想像してニヤニヤしよう、という変化形のワークをしていた。
心の中に一点曇っている気分が残っているのに気づく。

ペアを組んでいたT子さんは、あゆかさんのカウンセリングのコースを終了した方で、誘導が上手。
その気分が何なのか、見つめるよう促してくれる。

すると急に、映画のシーンが変るように、全然違う場所がでてきた。
ロシアの雪原を馬そりで走っている男性が見えた。
馬そり・・・ですか。何ですかこの人。ていうか寒い。

現在のわたしも、隣りに乗せてもらう。夕方で、空は藍色に沈み、前方に黒い森が見える。
長身で筋肉質のわりといい男(しっかりチェックしましたとも)の気持を覗いてみると、好きな女性がいるようだ。
ところが彼が走っている方向は彼女から離れる方向だ。逃げて来たとか?

「違ーう。任務だから彼女を置いてきただけ」だそうだ。
これから戦地に赴かなければならないらしい。目的地はクリミアらしい。
また軍人か〜。

T子さんと協力して彼の”感情”にアクセスしようとしたが、この男、けっこうよくいる”感情をなおざりにする男性”タイプで、大義名分しか出てこない。
「戦争なんだから、愛情なんか構ってられないのが当たり前だろう」と凝り固まっていた。
彼の心を映像化してみると、なんと直径8センチくらいの立方体の氷で、温度はマイナス18度だ。これはいかん。

そこで、アシスタントとしてみんなのワークを助けてくれていたM実さんに助言を求めた。
「こういう男性なんですが、感情が固まっていてほぐれませーん」
さすが、いろんなケースに慣れている彼女のアドバイスは、
「なるほど。でも仕事も大事だけど、これからの男性は愛情と両立させることもできるんじゃないですか?」

こいつに分かるか?と思いながら、そのシーンの中で、現在のわたしがそう言ってみる。
意外にも
「そうかー、それはいいな」とちょっと気持が軟化してきた。
だって本当は彼女とくっついて、まったりしたいんだもの。本心くらい分かるもんね。

男:でも、実際に物理的に離れているんだから、どうしようもないんじゃないだろうか。

M実さん:物理的にも両立できるパラレルワールドって手もあるんじゃないですか?

男:あっ、そうだ、「どこでもドア」を使おう。

ちょっと待て。19世紀のロシア人が、何故どこでもドアを知っている?

ーーというように、理屈に合わなくても、そのシーンの本人の提案なら従っていいのだそうだ。

ハラショー。
さて、その男ヤーシャ(今つけた名前)は、戦地でガンガン戦い、すぐにどこでもドアで「ただいまー」と帰り、奥さんと夕食を楽しめるようになった。
食後には皿も洗っている(笑)。
自分ばかり働かなくてもいいように、部下の育成にも力を入れた。
小さい息子と川に船の模型を浮かべて遊んだりする余裕もできた。
けっこう幸せ。

さらにいいことも思いついた。
「戦争なんか最後の手段じゃないか。その前に外交で何とかしよう」と言い出す。
お前の口からそんな言葉を聞くとは思わなかったぜ、ヤーシャ。

会議の席でターバンまいた紳士などと握手する姿や、湖のほとりの別荘でくつろいでいる姿などが見えた。笑えるくらい幸せなデレーっとした様子で彼の映像は終了。

”前世”かもしれないし、そんなものないかもしれない。
重要なのは、自分の中からそういう存在が出てきて、癒された=自らの心の分裂を治した、ということ。
ロシア人ヤーシャは、わたしが自分でも気づかなかった、
「仕事のためには個人の感情は犠牲になるもの」という思い込みが擬人化したものかも。
それって、
「芸術が一番大事。そのためには人生辛いことを味わうべき」という思い込みにつながるような気がする。

泥の中から咲く蓮のように、苦しみから美しい芸術が生まれる場合もあるが、それだけじゃない。
幸せな暮しから極上のアートを生んでもいいじゃん。
そっちを目指そうっと。

という訳で、前回書いた最初の疑問の答えが出るといういい形でワークショップは終わったのでした。

訳分からんよねえ、すみません。
これから徐々に日本にも広まると思うので、興味あったら接してみてね。

幸いわたしは暴力や事故などの強いトラウマは持っていないので、比較的楽だった。
でもきちんとしたセラピストにやってもらえば、かなりきつい心の傷も解消しそう。

このテクニックについて書かれた溝口あゆかさんのブログ記事はこちら。

英語でもよければ、本家のHPはこちら


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溝口あゆかさんワークショップーーマトリックス・リインプリンティング
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土日にロンドンで、溝口あゆかさんのワークショップに参加。
Matrix Reimprintingという新しいテクニックで、過去の記憶を書き換え、未来を変えよう、というもの。

こう書くとアヤしい感じがするし、EFTなどになじみのない方には分かりにくいかなと思いますが、自分用覚え書きとして記しておきます。

EFT(Emotional Freedom Technique)というのは日本でも知られてきたエネルギー療法 。経絡のツボを10ヶ所前後トントンたたく=タッピングして、とどこおっている感情を解放する。
感情もエネルギーなので、ツボをたたいてエネルギーの流れをよくしているんですね。
ネガティブな感情のみならず、体の不調も治すことができるのは実証されている。
わたしはこれで花粉症が軽くなりました。

EFTで解放するのはあくまでも現在の感情・症状。
マトリックス・リインプリンティングは、過去に体験した嫌なことを、過去の自分にタッピングすることで解放するという画期的なテクニック。

何かショックなことがあるとそのときの自分は消えない記憶となっていつまでも残ってしまう。その記憶の残るのが”マトリックス”の上。
マトリックスという言葉については後で(もしできれば)説明します。
とりあえず自分の周りの漠然とした空間にいるの。しかもそのときの自分は今も生きていて、今の自分の行動パターンに影響しているのだ。

ワークショップに参加する前は、いったいどうするのかなあ、と興味津々なのと同時に、
「過去の嫌な記憶や恨みつらみって、芸術家にとってはネタや創作エネルギーの元だったりして大事なものだけど、それを書き換えてしまっていいのか?」
という、ややケチくさい疑いもありました。
さて、どうだったか。

2人ペアになって進める。一人がセラピスト役。もう一人がクライアント役で、そのクライアントの過去を癒すことになる。

たとえばクライアントが中学生のときに、ピアノが嫌になってレッスンを止めたかったのにうまく言えず、ついに先生の前で泣いてしまって情けなかった、という記憶があるとする。
セラピスト役の人がクライアントを誘導、その光景を思い出してもらい、その光景の中に今の自分が助けにいってあげるところを想像してもらう。

大人のクライアント:こんにちは、未来のわたしです、ちょっと助っ人に来たよ。
子供のクライアント:は?−−あんた誰?

というふうに登場し、許可をとってから子供のころの自分にEFTをしてあげるのだ。想像上の子供の体に自分がタッピングする。
同時にセラピスト役は、クライアントの体に実際にタッピングしてあげている。

EFTで、悲しい気持をやわらげ、ちゃんと言葉で説明できない自分への怒りをしずめーーというように順番に感情を癒し、子供を落着かせてあげてから、
「すっかり気が済むにはどうしたらいい?」と聞いてあげる。

すると子供から、
「先生に優しく、”相性が合わないなら止めてもちっとも構わないし、これで音楽と縁が切れるわけでもないし、気にすることないわ”と言ってもらいたい」なんて要求してくる。
先生が優しい笑顔でそう言ってくれている、と想像してもらう。
昔の子供がハッピーになったら終了で、その気持を味わい、さらに自分の周りのマトリックスにも幸せな気持を焼き付けて終了。

この例で(実はわたしだけど)、時間にして30分くらい。
(もっと面倒な問題の場合は、1時間以上かかる人も)
終わってから最初のシーンを思い出そうとすると、同じ中学生が
「先生、実はピアノやめたいんですけど」とスラスラ言葉で説明している光景が思い浮かぶではないか。あれっ?
不思議だ。恥だったなあ、という気持もなくなっていて、びっくり。
空想上の遊びみたいですが、すっきりするだけでも価値があるじゃないですか。
人にツボをたたいてもらうのも、いい按配です。

<マトリックス>
先日の「太陽系の不思議」などを見てもつくづく、宇宙ってつながっているなと思う。
もともと太陽系を作っているのは同じ物質で、雲のように漂っていたものが濃く固まって太陽や惑星になった。
個体(惑星)の部分は物質が濃く、宇宙空間では薄いが、完全に途切れているわけではない。
真空中にも万有引力は働いていて、太陽の重力なんか、海王星をはるかに越えた太陽系外にも効いている。


宇宙を作っているのと同じ材料で人間もできていて、その材料って、たんぱく質を分子に、それを原子に・・・原子核と電子に・・・と小さくしていって、とどめに素粒子にすれば、粒子であると同時に波でもありますよね。
なので宇宙とは、波の濃い薄いのある網目みたいなものであるといえる。

見えない網目で全部つながっている。
だから一人の人間の発する波が広がると、周りの空間から、さらに宇宙にも影響を与えるのだ。

これがマトリックスの考え方だと思う。
そしてマトリックスにひっかかっていた過去の自分の映像を変えてしまうと、それが宇宙にも効いてくる。

すごい長い上に、説明がヘタですみません。雰囲気だけでも分かりますでしょうか。

2日目に自分の中から、過去すぎる?ロシア人の男(クリミア戦争時代)が出てきちゃって面白かったので、次回書こうと思います。



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『Body Confidence』 ボディに自信を持てば、無理なダイエットは不要
JUGEMテーマ:健康


Body Confidence
Body Confidence


同僚がダーウィン展を見て、「がっかりだったねー」と気に入らなかった様子。
彼は科学者だから、もっと違う内容を期待していたのだろう。
「学術的には深くなかったね、でも犬の絵が可愛かった」といったら、
「え、そんなのあったっけ?」だって。同じ展覧会でも人によって見てるものが違うのね。

さて、表紙のインパクトに思わず手にとり、図書館から借りてきた、「ボディ・コンフィデンス」、テレビでフィットネス・コーナーを担当しているというアストリッドさんの著書。
彼女、服のサイズは20号。
手元のメールオーダーのカタログを見ると、サイズ20は、バスト112cm、ウエスト94cm、ヒップ119cm。すばらしい。

UK女性の平均身長163cm、体重67kg、を考慮しても、かなりビッグです。
その彼女が軽々とエクササイズのインストラクターをつとめるのが人気だそうだ。

多少恰幅よくてジーンズの上に腹肉が出ていても、ビキニも堂々と着ていて自信あるように見えるイギリスの女性たちですが、やはりスタイルは気になるのはどこも同じ。
むしろファッションモデルや女優など特別細い/美しい人たちと普通人の差は大きい。そのため自分のイメージが理想と合わずに苦しんでいる女性は(男性も)やはり多いようだ。

サイズ20でもハッピーになれる!
というメッセージは前向きで良い。

この本は2部構成で、最初は体に自信を取り戻しましょう、人生楽になるわよ、という説明。後半がステップを踏んで自分のボディを見直すために各自やってみるエクササイズ。

ダイエットの本ではありません。
今現在の自分でいいじゃん!ふくよかで何が悪い、という開き直りです。
えー、あきらめたら終わりだよ、と読む前は思ったけれど、ダイエットや運動で常に自分の体もっとよくしようというのは、今の体が気に入らない、ということでもある。
向上心が現状のダメ出しに基づいていると、失敗しやすい。
これは腑に落ちた。

今回の人生はこのボディでやっていく、と決めて生まれてきたんです。必要なものはすべて備わっている。その人にふさわしい強さと美しさをみんな持っている。ボディと仲よくしよう、ということですね。
自分のボディで少しでもいいところを見つけて言葉でほめる。
どう考えてもちょっと・・・というところも言葉の表現を変えてしまって、ネガティブなことは言わないようにする。

人間全員が同じ身長・体重じゃないから面白い、それぞれその人なりに美しいものだ。
ボディは人が何を食べようが、不摂生しようが、文句も言わずだまって日々の活動をしてくれている。
心臓や肺をはじめ、死ぬまで働きっぱなしの内臓。
目や耳の性能だってどんな機械もかなわない、優秀な組織だ。
それなのに他と比べて手足が長いとか短いとか、顔のパーツの並び方が平均からずれてるとか、文句多すぎ。いいところもあるのにね。これは反省します。

第二部は面白くて、ファンタジー小説のような旅をしながら本に書き込むエクササイズがある。自分なりに目標を決め、歩きだし、「自信の村」に着いたり「自尊心の山」に登ったりする。最後の到達点ではオスカー受賞式のようなスピーチをしたり、けっこう笑える。
「わたしがここまで来れたのは、○○してくれた脚のおかげです、XXしてくれた腕の、□□してくれたお尻の・・・(以下延々と続く)」とまじめに書いて、読む。
ゲームソフトにすればいいかも。
ちゃんと机に向かってペンで書き込みながら進んでいくと効果ありそうです。

ディーパック・チョプラやユング、アンソニー・ロビンスの他、「奇跡の学習コース」なども引用されていて、意外にスピリチュアルな本だった。

自分の体のために良いものを食べ、健康を楽しむために運動し、いたわるために休養するのはいいけれど、無理して改造しようとするのは結局体に悪く、ボディの協力も得られない。これは真実ですねー。




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『まずは「思い込み」を捨てましょう!』 人生のクリエイターになるコツ
まずは「思い込み」を捨てましょう!<br />
願い通りの人生を生きるコツ

ロンドンでレイキを教えていただいて以来お世話になっている、溝口あゆかさんの新刊。

彼女はスピリチュアルな考え方を背景にしていますが、それは前面に出さず、あくまで今生きている自分の内部をよくよく見ていくことで、本当に自分らしく生きていく道をみつけられるよう、導いてくれる。
普通の人の感覚を失わず、地に足がついているところがとても好感のもてる方です。

人生は基本的に自分が思うように創っていけるものです。

もちろんそうだよねー。と素直に納得できる人はいいが、
「いや、そうは言っても、難しいでしょう」と考える人のためにこの本はある。
そうは言っても○○だから。
この○○の部分が、実は自分の思い込みであることがほとんど。小さい頃親に言われた、マスコミでそう言っている、自分の過去の一度の経験でこうだった、などなど。でもそれはほとんどの場合真実ではない。

思い込みを外せば楽になるし、のびのびと心からしたいことをする毎日になれる、という趣旨です。楽しいですね。

仕事、恋愛、お金、人間関係、など分野に分け、エクササイズで自分の思い込みに気づき、そこから自由になる方法がていねいに書かれている。

恋愛や人間関係は相手もいることだから、と思っても、やはり問題は自分で、自分が変ることで相手も変ってくるのですね。

個人的にギクっとしたのは、孫引きですが、演劇学校で先生が生徒に言った言葉:
「君たちの中で、万が一のために法律学校にも行っている人がいるとしたら、これだけは保証するが、五年後にあなたはきっと法律事務所で働いているだろう」

本当はAをやりたいけどAで食べていくのは難しいから(←ここ、思い込み)、とりあえずBをやろう、という態度だとどうなるか、ということが説明されている。
まったくその通りだ。
なまじ多少器用で「とりあえず」が何種類かできてしまうものだから、本当にやりたいことにかかるのが遅れちゃったよ。
ーーこれから挽回します。人生いつからだって何でもできますもの。

エクササイズを実際やってみると、お気楽な自分の中にもずいぶんいろんな思い込みがあるのが分かる。
たとえばお金について、わたしは日ごろ意識していないが、心の底で、
芸術家はビンボーな方がかっこいい」と思っていることが分かりました。
この思い込みのせいかー、なかなか年収○百万ポンドに達しないのは。
ここで終わらずもっと深く掘っていくと、この思い込みの元になっている思い込み、にも行きつくことができる。
気づいた分だけ、心が自由になってくる。
気づくだけでもかなり違ってくるが、その思い込みを外す方法も、ちゃんと書かれています。

この本を手にした日からコツコツ自分の思い込みを知り、解消する作業を続けていけば、数年後には、心の軽さに格段の違いが出そう。

読んで(ふーん、なるほど)と思うだけではもったいない、使いたおすべき実用書です。
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