2013.06.16 Sunday 07:40
JUGEMテーマ:ペット

テレビばっかり見てますが。また面白いのがあった。
BBCのドキュメンタリー『Horizon -- The Secret Life of the Cat』。
制作チームが英国王立獣医科大学(Royal Veterinary College)と協力して、イギリス南東部サリー州の村で大掛かりな実験を行った。
村の飼い猫50匹に、1週間GPS装置を取りつけて行動を24時間記録、分析する。
そのうち10匹ほどには猫目線カメラもつけて撮影もした。
もちろんまじめな科学的実験だが、飼い主も、猫ドアを出てからいったいペットが何をしているのか興味津々。
村の集会所が臨時の実験本部となって、楽しそう。

集めたデータで、それぞれの猫がいつどこを歩いたかが分かる。
上の地図、色分けされた線が猫の歩いた軌跡。
緑の多い田舎のせいもあるだろうが、なかなか行動範囲が広い。中には1日6ヘクタールをカバーするのもいる。
そして上手にテリトリーを分けてもいる。住宅地では重なってしまうが、そういう場合は出歩く時間帯をずらす「シフト制」を採用していることが確認された。
猫Aが外にいる時は猫Bが家で待機しているのだ。
どの猫がいつ通ったかは、つけた臭いで判読できるようになっている。
ナワバリはパーソナルスペースで守らなければならない。でも怪我の危険もあるケンカはなるべく避けたい。そのための手段だ。
猫の夜のお仕事には狩りもある。小動物や鳥、魚などを捕まえる。
実験の一環で、獲物の数と種類も確認される。
オーランドくんはほとんどキャットフードなんか食べず、自分で獲ったものが主食。仔ウサギが好物。仔ウサギが生まれる季節になると、はりきって出かけていく。ワイルドなやつ。
ただ、50匹全体を見ると狩りは少ないようだ。今年の春が寒かったのが原因かもしれないが、狩りよりも楽な行動を選んだ可能性もある、と科学者は考える。
その行動とは、人んちに侵入して他人(猫)のエサを食べること。
キャットフラップは常に開くようになっている、猫なら誰でも入れるわけだ。
ちゃんとエサをあげているのに、近所の家に勝手に入って悠々とキャットフードを平らげるわがペットを見て「あらやだ」と恥ずかしがる飼い主。
いろんな味を試してみたいのでしょう。
飼い主でさえ知らない猫の姿が分かって面白かった。
このドキュメンタリーには番外編もあって、4匹ほどにしぼってより詳しく紹介した30分番組『Little Cat Diaries』。
その中のオビくんは、ある家に10年飼われていたが、人間の子供が4人もいてうるさくなってきた。さらにある日、ジャーマンシェパードまで飼われることになった。
(もう我慢できん!)
と思ったのか、通りをへだてた物静かな熟年夫婦の家に通うようになり、居つき、ついにそこの子になってしまったそうだ。
現在オビくんの行動範囲を見ると、元の家は近所にも関わらず、近づきもしていなかった。ナワバリでなくなったのだ。
元の飼い主は、10年もいっしょにいて家族と思っていたのに、新しい人になついている姿を見るとちょっとむかつくそうだ。あなたが犬飼ったからでしょ〜。
愛着度テストも興味深かった。
元々、幼児と母親のつながりを調べた実験。
子供を母親といっしょに部屋に入れて遊ばせ、その後知らない人を入れ、次に母親が部屋から出る。
子供は母親がいなくなって困る。
そして母親がまた現れると、子供はすごい勢いで近づいていって抱きついた。子供にとって母親は愛着の対象であり、安心感の元でもある。
犬に同じ実験をしても同じだった。
飼い主が出ていくとわんこは焦ってドアをひっかき、落ち着かない。飼い主が戻ると喜んで跳びつく。
しかし猫は・・・。
全然無関心だった。飼い主と知らない人がいっしょにいる段階から、知らない人の方にくっついて膝に乗ったりしている。
出ていった飼い主が部屋に戻っても、気にしない。
飼い主=安心感、ではないようだ。
元々単独行動をする場合が多い猫科なので、そういうものかも。
その猫が気まぐれに甘えてくるとまた可愛いのよね。
しかも飼い主に何か要求するときのゴロゴロ(普通に満足しているときのゴロゴロとは違う種類)は、人間の赤ちゃんの泣き声と周波数が近いそうだ。こういう声だと反応がいい、と学習して身につけたのだろう。
なかなか戦略家である。
↓ これは本編なので後の愛着度実験は出てこないけど。









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