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映画『ダ・ヴィンチ・コード』--読んでから、が正解
vitruvian man

ダン・ブラウンのベストセラーの映画化、見てきました。

原作はずいぶん前に友達の勧めで買い、ミステリーとしての謎解きの面白さに、一気に読んだのを覚えている。

ストーリーはご存じの通り、パリのルーヴル美術館内で起きた殺人事件を発端に、殺された館長の孫娘と、容疑者にされてしまったハーバード大学・宗教象徴学の教授が、警察や謎の追っ手から逃げ回りながら、館長の残した手がかりをたどってキリスト教最大の秘密を暴く、というもの。

映画は監督ロン・ハワード、主演トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ。他にイアン・マッケランやジャン・レノ、ポール・ベタニーも。

これは先に本を読んでいたので楽しめたと思う。長い映画とはいえ象徴学、宗教史などを詳しく説明する時間はなく、相当はしょっている。
なぜダ・ヴィンチが関係ある?というところもさらっとしていて細かいところが分からない。
映画だけ見ていると、ずいぶん強引な理論だと感じるんじゃないだろうか。
原作を読んだ人の方が多そうだから、心配いらないか。

アクションのスピード感はさすが映画で、チビ車「スマート」でのパリの裏通り猛バックなど、楽しい。あんなに運転上手だといいな。

変な感想だけれど、この原作はすごい。
ベストセラーになって映画も大成功、舞台となったパリやイギリスの観光客も増え(混雑して迷惑、と言ってる人もいるけど)、おまけに
「私の本の盗作です」と訴えた人の本まで余波で売れまくった。
ビジネスとしてすばらしい経済効果。
マーケット・リサーチの勝利だよ、ダン・ブラウン、頭いい。

聖書に書いてあることはすべて本当と思っている人と、そう思ってもらうと都合が良い、という人にはすこぶる不評とはいえ、まさか暗殺者は派遣されないよね。
| ろき | 映画 | comments(8) | trackbacks(1) |
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Comments:
なるほど〜。そういう感じなんですか、観てみようかな?と思っていたのでとても参考になりました。ロキさんは原作を英語で読まれたんでしょうね、ス、スゴイ、、。わたしは日本語で読んでみようかな?
* mimo * 2006/06/15 12:16 AM
話題の映画ですね。複雑そうだから、見る前に原作を読んでおかないと理解できないかも…と、本を買う人が続出するのも計算ずみでしょうか、ダン・ブラウン氏。
ロン・ハワード監督の映画にはたいてい弟のクリントがちょこっと出てくるけど、今回は出番が有ったのかな?
* B * 2006/06/15 2:53 PM
Mimoさん、こんにちは。
本も面白いですよ、「うんちく」がすごくて〜。
楽しんでください♪
* Loki * 2006/06/15 3:57 PM
Bさん、こんにちは。
クリントさん今回は出演してないみたいですが、
私はうまく変身したポール・べタニーも気づかなかったくらいなので、
こっそり出てたかもね。
* Loki * 2006/06/15 4:00 PM
映画のReviewがいまいちと聞いていたので
観に行くのを躊躇っていましたが、結構
楽しめそうですね。
ついついダン・ブラウン氏の思惑にはまり、
今「Angels&Demons」を読んでいます。
* KiKi * 2006/06/17 7:57 PM
批評家の人は本を読んでいるので、それと比べて
しまうんじゃないでしょうか。
映画として、けっこう楽しめると思います。
新作、面白いですか?私も読んでみようかな。
* Loki * 2006/06/17 8:29 PM
2年も遅ればせですみません。私もつい最近やっと見ました。原作のうんちくが面白かったので、あの頃は他の聖杯伝説本を探して読んだりしてましたが・・荒俣宏とか・・オドロオドロ。
ミラノにある「最後の晩餐」は何時間も待たないと見られなかったそうですね。サンシュルピス教会なんて観光客に踏み潰されそうだったとか?
* sarahoctavian * 2008/10/01 7:00 PM
あ、sarahoctavianさん、昔の記事にわざわざありがとう。
原作おもしろかったですよね。
荒俣宏が書いてるのですか、すごそう。

そろそろほとぼりがさめて、観光地も落着いてきたでしょうかね。
「最後の晩餐」、ゆっくり見たいわ。

そういえば『DAS LEBEN DER ANDEREN』の感想もどっかで書いたわ。
よければチェックしてみてくださいませ。
* Loki * 2008/10/01 8:12 PM
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ダ・ヴィンチ・コード
イエスを神とし、それを権力に利用する人々に対する皮肉を込めた映画・・かな?
| 映画や本を淡々と語る | 2007/03/18 2:38 PM |