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NT ライブ「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」

JUGEMテーマ:エンターテイメント

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劇場中継を録画で映画館鑑賞、トム・ストッパードの『Rosencrantz & Guildenstern Are Dead』。オールド・ヴィック座での上演から50年を記念して、同じ劇場での公演。(初演は1966年、エディンバラだそう)

『Rosencrantz & Guildenstern Are Dead』

By Tom Stoppard

Director: David Leveaux
Set Designer: Anna Fleischle

<Cast>
Daniel Radcliffe -- Rosencrantz
Joshua McGuire -- Guildenstern
David Haig -- The Player
Matthew Durkan -- Alfred
Luke Mullins -- Hamlet

この劇のおかげもあって世界で最も有名な端役、ローゼンクランツとギルデンスターンを、それぞれダニエル・ラドクリフとジョシュア・マクガイアが演ずる。

ハムレットの学友の2人、新王クローディアスから甥をスパイするよう依頼(というより命令)されるが、彼らより頭のいいハムレットに見破られてしまう。軽い扱いの小物。

劇ではこの2人を主役にしたことで、虚構世界のゆがみが展開する――とわたしは解釈している。

冒頭から、コインを投げての賭けで、表ばっかり80回とか続けて出る。通常の法則が動いていないようだ。フィクションの世界の中だからね。

ギル(めんどくさいから省略)がロー(省略)に、

「お前、最初の記憶って、なに?」と聞くが、ローは覚えてない。

「目を覚ましただろう」とか言う。

記憶なんかないのだ。チョイ役なんだから。シェークスピアもそこまで考えてないの。

いつから、何のためにここにいるかわからない。その後役割を与えられるが、全体の話が見えていないから、右往左往する。可笑しいが、恐ろしい。

普通の人間だって、そうだよね。彼らよりはましでも、気がついたら生きていて、自分が何のために存在するのか、本当に存在するのか、さっぱり確証ないわけです。

出番少ないからゲームをして時間をつぶしたり、非生産的なギーとロー。まるで漫才のようなやりとりの応酬が笑える。ギーがツッコミ、ローがボケ。

2人と対照的なのが、旅芸人の団長。

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おれは役者だ、と堂々と自信たっぷりだ。常に力いっぱい演技している。不確かなのは同じなんだけど。

ストッパード二十代の出世作、不条理劇の系譜に連なる作品かもしれないが、今見てもちっとも古くない。新鮮だ。

とりわけ頭と口が良く回る(空回り気味だけど)ギーが冴えていたが、団長も迫力あり、女形のアルフレッドや、すかしたハムレットも面白かった。ローもボケ具合が可愛い。大好評で公演日程が延長されているそうだ。

ジョシュアとダニエルが伝統ある劇場をガイド:

 

 

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| ろき | 演劇・ダンス他 | comments(2) | - |
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Comments:
これ、映画になってなかった?
見たような気がする。中身は覚えてないけれども。
まあ、ダニエル、あんなにあどけなかったのに
えっと・・・大人になっちゃって・・・。

どんな端役にも人生がありますね。
いい作品ほど端役の人生まで想像を膨らませることができるのでしょう。
日本人は得意よ、そのジャンル。
アニパロ多いし。

シェークスピアのふんどしで相撲を取っているのだから
ずるいっちゃずるいよね。
* はむはは * 2017/05/06 6:33 AM
はむははさん、1990年の映画、わたしも見て衝撃を受けました。ゲイリー・オールドマンがローゼンクランツだったようですね、忘れている。
ダニエルはこういう路線でいくのかな。

原作がしっかりしているものでないとダメですよね。「ハムレット」はウラから見ても面白い♪
* Loki * 2017/05/06 7:36 PM
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