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レンブラントとルーベンス@National Gallery

JUGEMテーマ:アート・デザイン

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Self Portrait at the Age of 34, 1640, Rembrandt van Rijn

アンドリューの「ハムレット」の前に少しだけ時間があった。劇場から近いナショナル・ギャラリーへ。さすがに手荷物検査はあったけど、やはり誰でも無料で入れてくれる美術館はありがたい。大きな特別展を見るほどの余裕はなく、1時間以内で見られる1階Bギャラリーの企画展示に行く。

Rubens and Rembrandt

17世紀北ヨーロッパを代表する巨匠2人、ルーベンス(1577 - 1640)とレンブラント(1606 - 1669)を特集。年齢は親子ぐらい離れてますね。

絵の奥へと引き込むレンブラントに対し、向こうから何か放射してくるルーベンス、と感じる。

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Portrait of Susanna Lunden(?) ('Le Chapeau de Paille'), probably 1622-5, Peter Paul Rubens

華やかでチャーミング。

歴史画でも、ルーベンスの「サムソンとデリラ」には動きがある。

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Samson and Delilah, c.1609-10, Rubens

サムソン重そう〜!「脚しびれた」(デリラ)w

対して、レンブラントの「ベルシャザルの酒宴」は、宴会で騒いでいたら空中に手だけ出て来て何か字を書いた! その驚愕の瞬間を切りとり、時を止めている。

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Belshazzar's Feast, c.1636-8, Rembrandt

色合いも違うこうした作品が、向かい合わせに展示されている。

レンブラントは動いていてもゆっくりで繊細だ。

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A Woman bathing in a Stream (Hendrickje Stoffels?), 1654, Rembrandt

静かな水音が小さくこもって響くよう。

ルーベンスはダイナミック。↓「ライオン狩り」のデッサン。

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A Lion Hunt, c.1614-15, Rubens

いずれもナショナル・ギャラリー所蔵なので見たことのある絵。ふだんは時間が空くとレンブラントやフェルメールのある部屋にまっすぐ行ってそこだけ見る、みたいなことをして、ルーベンスは通過してしまっているかも。まとめてあると、同じような時代で作風の違う2人の対比が観察できます。

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Self Portrait at the Age of 63, 1669, Rembrandt

この展示は無料、8月6日まで。

 

 

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| ろき | 美術館・展覧会など | comments(2) | - |
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Comments:
ルーベンスって「オレ、こんなに描けるんだぜ〜」的な
絵を描いている気がしますが
当時はそういうアプローチも必要な時代だったのですよね。
サムソン、重すぎ。

ルーベンスの肌の色は独特で、
ルノワールの肌の色がきれいと言われていますが
ルーベンスのほうが透明感があると思います。
(時代が違うけれども)

レンブラントは落ち着いていますね。
* はむはは * 2017/06/30 3:21 AM
はむははさん、ルーベンスは派手ですねー。こういう「でかくて、明るく、強い」絵、必要でしたよね。
力持ちのサムソンも、眠っているときは、ただの重量・・・。
みんなお肌ツヤツヤ。

レンブラントの深みは落着きますねー。
* Loki * 2017/06/30 4:31 PM
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