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デレク先生のデッサン教室ーー極端なポーズ
JUGEMテーマ:アート・デザイン


本日のテーマはExtreme Poses =極端な、普通はありえないようなポーズ。
「つまり拷問ね♪」と夜のクラスの一番弟子シーラ。はっきりいって、モデルにとっては、そうだわね。

毎回配られるプリント、今回は、輪郭をとりながら1本の線が終るまでは決して紙を見ない「Blind contour」や、自分が移動して別角度から描いて合成してしまうなどのテクニックが紹介されている。
お手本はエゴン・シーレやマティス、リュシアン・フロイドまで、多彩。

短いポーズでは紙を見ないテクを使ってみた。
110509_1
各3分。A2画用紙に0.8ミリのポイント・ペン。モデルはベッキー。

見えにくくてすみません。
本当は長い棒を両手に持って支えとしている。支えや台を描かないのもコツ。

紙を見ないでモデルの輪郭をじっくりゆっくりたどっていくと、いつもならスイ〜ッと無意識に描いてしまう線に微妙な逡巡があるのがわかり、新鮮。
それでも辛抱が足りなくて、つい速くなる。

ではコントロールのきかない左手で描こう。
110509_2
これも3分だっけ?A2。

体が柔らかくて筋力もかなりあるベッキー、大胆なポーズに挑戦。
性格もおおらかで可愛い彼女は、描いていて楽しい。

110509_3
A1ブルーグレイの紙、木炭とパステル。

最後の40分はどこから見てもきれいなので、3角度から描いてみた。
もちろん本当はスツールに腰かけ、手も三脚に預けています。

さて、昼寝して夜の部。
モデルにペドロが来た。朝ベッキーに夜ペドロ、というのは今のわたしにとって最高かも、と思った。根拠はないが。

やはり短いポーズをいくつかしてから、休憩後の長いポーズ。
一番近場にいたので、注文つけさせてもらいました。

110509_4
A1えんじ色の紙、木炭とパステル。

描いていないが向こう側の手と膝は台に載っていて、右手は棒を持って支えとしているわけです、きついよこれは。
率先して拷問に加担してしまった。好きなモデルほどいじめたくなるってか。

「大丈夫?」と聞いたんだけどね、本人が
「なんとかいけそうです」なんて強がるもんだからさ〜。
途中(やめときゃよかった)と後悔したに違いない。

ペドロが耐えてくれたおかげで、変なポーズをとらえることができました。
落っこちてるんですかね、この人。止まっているようでもある。
ただ今、部屋の壁にかけてあります。
額装するほどではないが、今後なにか大きな絵の”部分”に再利用できそう。


ーーこの絵にお留守番してもらって、二泊三日でパリに行ってきます。
バレエの『オネーギン』を観る予定。
次のアップは早くて月曜かな。
みなさん、ちょっと(だいぶ)早いけど、よい週末を。



| ろき | 作品・習作 | comments(4) | - |
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Comments:
「見ないで輪郭」の絵の線、
味があるわ。
見ないでこんなに描けるんですねぇ。
身体の微妙な曲線がいいなぁ。

ベッキーもペドロも、このポーズはきついわねぇ。
でも、ろきさん、楽しそう。
とくにペドロの絵からは
「楽しい、楽しさ絶好調〜」と言うオーラがあふれているわよ。
ペドロに苦しんでもらった甲斐があるいい絵よねぇ。
わたくしも、お気に入り。
* はむはは * 2009/05/15 5:06 AM
はむははさん、見ないで線に集中すると、発見するものが多いですね。
わたしはもっと落着いて描かなくちゃ、と思いました。

今回は朝も夜もと〜っても楽しかったです。
やっぱりポーズが面白いとノリますね。
モデルの力も大きい。というのは認めざるをえません。
デレク先生のクラスに来るモデルは、「好き」と「すごく好き」
ばかりですが、来週も来てほしい「すごく好き」のメンツ。
* Loki * 2009/05/17 8:12 AM
ベッキーのもペドロのも好きです。
ベッキーのは、木炭の黒の強さ加減と青の色味がすごく好きです。
ペドロのはえんじ色の紙に青のパステルが斬新。

楽しんで描いているのが伝わってきます。来週も楽しみですね。
* Kiki * 2009/05/17 10:33 AM
Kikiさん、ありがとう。
ベッキーの紙は久々の薄い青系、ペドロのは最近お気に入りの
紙に好きなラベンダー青、気分よかったです。

次は「ポートレート」なので、誰が来るか今から楽しみなんです。
* Loki * 2009/05/18 3:36 AM
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